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ラーメン王後楽本舗

渋谷駅A1出口から地上に出たとこ。界隈は若者たち、外国人観光客、10時~開店を待つパチスロ、ゲーマーたちが行き交っている。
歩く1坂1
この日も週始めの定例朝礼は出なかった。社内の某氏から依頼を受けて公用でさるところへ直行してますよ。サボリじゃないです。
その依頼内容の要求期限が今日月曜の昼イチって言うんだもの。
歩く2坂2
コロナ禍で在宅勤務オッケーがスタートして数年経ち、コロナは終息はしていないが収束したといっていいのかどうか。
経済と共存社会に入っても在宅勤務解除、今後は一切認めないとか、ウチはそういう風潮にはならなかった。
それをいいことに?ボードを見たら「在宅」を貼って、週1日しか出社しない輩も少なくない。前の週に所定労働時間をオーバーした分を次週で調整するにしても、月曜の午前に半休するのは如何なものかと、せめて月曜ぐらいは朝から全員揃ってた方が会社らしいよねぇと具申したこともあるのだが、自分が正社員から嘱託、契約社員に切り替わったことで自分自身がその気も失せてしまった。
歩く3
冒頭でも言いましたが、私は9時に川崎市内某所に直行してるんですよ。もう1回言うけどサボリじゃないからね。
今日は11時~部署のMTGが済んだら千葉市に向かうので、13時すぐに現地の窓口に出向くとして逆算したら、12時~13時は移動に充てよう。
店1
店2タッチパネル1説明
大きいボタンが4つある。①定食、②麺定食、③餃子付き定食、④一品料理、それぞれ値段が均一で、何にするかは入店してから口頭で言うのです。
私は①をON、するとトッピングを聞いてくる。定食なのでトッピングなどないので、ここで「キャンセル」ではなく、確か「決定」をタッチするのです。
次に「発券」をタッチして決済手段を選択する。私は現金なので、よれた千円札をビビビと突っ込む。入れ難いんだワこれが。わざと入れ難くしてキャッシュレスに移行させようってことはないか。
店3タッチパネル2店4タッチパネル3
あ、今日は1発で上手くいったぞ。券が出てきた出て来た。
余談ですが、肉マシのトッピングがあって、それはチャーシューなんだけど、麺類はもちろん、丼類にも追加トピができるようだ。チャーハンにチャーシューを載せるとかね。
店内1券店内2店内3
「いぃらっしゃぁ・・・」(ボソボソッ)
こないだもいたオヤジ2人、低くこもった声だった。元気印じゃない。「朝、早い時間から開けてるんだよぉ」、そう客に訴えたがってる疲れて暗ぁい声だった。
コロナの前は24時間営業だったとも聞き及ぶ。コロナ禍で11時~になって、今は朝8時~になったようだ。夜は何時までかわからないが。
券を置いて、
「生姜焼き」
「アイ、生姜焼きぃ」
手前のオヤジが中華鍋担当、向こうのオヤジは麺茹で、餃子焼き、ご飯盛り、スープ出す、フロア配膳と片付け担当らしい。
目の前でオヤジが中華鍋をガコガコ振るっている。大きく振るのではなく細かい動きをハイスピードで繰り返す。肘が写っちゃったけど、そんなに剛腕マッチョじゃないのにね。腕の太さは関係ないのかな。
店内4店内5
先にライス、スープが置かれた。スープはやや酸味がある醤油スープ、再開発でなくなった戸塚駅旭日商店街の「一品香」か「太品香」の醤油スープがこういう味だったな。
今だったら梅島の珍来総本店がこの味に似てる。
ライス1スープ1ライス2スープ2ライス3スープ3ライス4スープ4生姜焼き1
着席してからの料理提供までスピードは速いです。
向こう側に肉類、手前に繊切りキャベツの向きで置かれた。
マヨの量もまぁまぁ。この私でも余りました。
生姜焼き2生姜焼き3
時計廻りに90度ずつ回してみる。四方から見ると違うルックスに見えたりする。
生姜焼き4生姜焼き5
生姜焼き6
手前に生姜焼肉を持ってきたところ。この状態で食べましょうかね。
まぁまぁいい肉質とタレです。肉質は新橋の「天下一」さんよりいいんじゃないかな。
生姜焼き7
タマネギ、芯の部分もあります。割り箸だからツルツル滑らず摘まめます。
生姜焼き8
生姜焼き9
キャベツを摘まむ。そのまんまだと生のセンキャベツなのでマヨを浸けて。
生姜焼き10生姜焼き11
あとはひたすら肉とタマネギを喰らって白米を掻っ込むのですが、白米がちと足りない。でもこの店の大盛は今の私には多い。せめてこれにもうひとやま欲しかったりする。
生姜焼き12生姜焼き14生姜焼き15生姜焼き16
昔からのような、それでいて何処か新しいような店と料理であります。
ご馳走さまでした。空いた皿と丼を上に上げて軽くサッと吹いたらオヤジ2人が「ああしたぁ」ボソボソボ~ッっとした声を放って見送られた。
手が空いたら2人でこれからの打ち合わせみたいなのを手短にしとったが、ボソボソモソモソして何を喋ってるんだかまったくわかんなかった。寡黙に見えてそうでもないのかも知れん。
店5店6店7
井の頭線側の通りを歩いたら、パチ屋の店員が私にまで声を放ってきた。何て言ったか忘れたが、10時~開店と「お並びくださぁい」だったと思う。
10人並んでいた。私も最後尾に並べってか。私はこれから勤務なんだよ。平日の午前中からパチ屋で遊ぶ人たちだって今日以外の他の曜日に働いてるんだろうからそのひとたちを否定はしないけど。
10時~開店を待つパチスロゲーマーを横目に見てその先へ様子を見に行ったら、
店8兆楽休み?
こないだもそうだったが、やっぱり休みか。月曜日が定休日になったんだね。
ここまで来ちゃったので井の頭線側には戻らず、上がってきたときのA1に戻って再度、地下に潜り込んだ。
後で聞いたのだ。「朝礼で何か難しい話は出たか?」
「特には」
「あ、そう」
各部署も「今週は特にありません」「定例業務です」「無いです」誰か会社の将来というか、夢を語って欲しいものだ。
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ラーメン王後楽本舗

ラーメン王後楽本舗
月曜日、この日、定例の朝礼は出なかった。もう社員じゃないから出なくていいやって思ってる。朝礼に出ないで朝イチ~ラウンドするとその後がかなり捗るのだよ。
武蔵小杉で週1番の公用を済ませて東急で都心に向かった。渋谷まで出て思い出したのは、道玄坂のA1出口を出た辺りにある「兆楽」と「ラーメン王後楽本舗」であります。2店とも朝から営ってる筈だ。コロナ禍では時短になったら、もう元に復しているだろう。
渋谷道玄坂1渋谷道玄坂2
結果、後者にした。行ってみたら、券売機の前に2人の男性がたむろっている。
店1何やら試案中の先客さん
券売機が変わってたんです。流行りのタッチパネルになっていた。
イヤな予感がした。
記事にしてませんが、私は東池袋四丁目のCoCo壱でタッチパネルに悪戦苦闘、業を煮やして、
「ダメだ!わかんね!俺にはムリ!出るワ!」
言い捨てて席を立って店を出ようとしたことがある。そしたら店長が「どうされました?」スッ飛んできて操作してくれたが、その店は「わからなければスタッフにお声掛けください」が貼ってなかったのよ。
操作ができて当然というスタンスだった。もうCoCo壱はいいやって思ってるけど。
さて前の2人の男性、四苦八苦しながらも購入できたのですが時間がかかった。こうじゃないか、こうすればいいんじゃないか、だからこれでよかったんよ、クリアできた満足感の笑みで店内に入っていったが、私は相棒がいない。ひとりで考えなきゃならない。
店3券売機ニュー1
見たら上に大きいボタンが4つある。
定食、麺定食、餃子付き定食、一品料理、それぞれ値段が統一されている。
ウリでもある炒め物定食は800円均一で、肉野菜、ニラレバ、生姜焼、肉味噌炒、麻婆豆腐、1枚の券で5種類を兼ねているので、カウンター上に置くときに何の定食か言えばいいのです。餃子付定食だと950円均一になる。
炒め物の一品料理は650円均一です。
下にある麺類単だと値段バラバラで、ラーメン(醤油)600円、タンメン&もやしラーメン(あんかけだからサンマーメンみたいなのか?)&味噌ラーメンが650円、これらが麺定食(半餃子、ライス)だと800円均一になる。
更にバターラーメン700円(券売機の写真で見るとタンメンのバター入りか?)、チャーシューメン800円、餃子、半餃子、丼類が並んでいた。丼は炒飯も天津丼も中華丼も650円で統一されていた。
町の中華屋でいうとかなり種類が絞ってある。メインは大分類の4つメニューだから券売機にすんなり収まった感がある。
だから4つの中からチョイスするだけなら考え方としては簡単なのよ。画面をタッチして商品を選んで金を突っ込めばいいだけだと思うでしょう。
では先客2名様は何を困惑していたのか。私もこの自販機の洗礼を浴びることになった。
店4券売機ニュー2
4つの大きいボタンで定食を押した。狙うは肉味噌炒め、回鍋肉とも全く違う肉野菜炒めの味噌味です。
定食を押したらトッピングが表示された。
トッピングだと?
麺類ならバターか玉子、料理の肉マシチャーシュー(意味不明)、料理の野菜マシ(定食、麺類)をトピするんだろうけど、私は肉味噌定食だから要らないじゃないですか。
トッピングは無視して千円札を突っ込もうとしたが受け付けないのである。入らないのだ。
入れ方がまずいのかなと、紙幣のカオを先に入れたり逆にしてみたり、表裏してみたり、千円札を取り換えてみたりしたが、いずれも跳ね付けられちゃうんです。受けてくれないのだ。
悪戦苦闘してたら私の背後に立ってた男性が店内に入ってった。「店内の右手にも券売機あります」とあるので、私が埒あかないから焦れて中に入ったんだろう。
でもその男性、中から顔を出して、
「中の券売機も入らないんですよ」
「え?そうなの。こっちも入らない」
そこで深呼吸した。できないのは私だけじゃないんだというヘンな余裕が生まれた。
お札を入れるのを止めた。1回キャンセルして、改めてメニューを押して、トッピングをキャンセルしたんだと思うが覚えていない。発券ボタンをタッチして、決済手段でキャッシュを選択してから千円札を持ってったら挿入できたんです。
そしたらまたその男性がカオを出して、
「中、入りましたよ」
「あ、こっちも入りました。ありがと」
無事に購入できました。でもめんどいね。少なくとも5分足らずの間に私を含めて4人が悪戦苦闘したんだからね。
後で見たら券売機の上にマニュアルはあるにはあるし「食券の購入でご不明な点は従業員にお尋ねください」とあるんだけど、この店の従業員は2人、いても3人、過去の経験だといずれも愛想無く、ブッチョウ面でニコリともせず寡黙、厨房から外に出て親切丁寧に教えてくれるわけないよ。さきほとの男性は店内の券売機で悪戦苦闘してたら厨房から声がかかったんだろうね。
店2メ1店内1メ2店内2メ2店内3半券を置く
紙券が出て、カウンター上に置いて、何にするか言うのです。
「肉味噌ぉ」
「ニクミソ」
ボソッと呟くように言われた。初老の男性2人、ひとりは炒め物専門で鬼の仇のように中華鍋をガコガコ鳴らしていた。
もうひとりは麺類と餃子焼き、ライスとスープ出しのサブ、まだ11時前なのにカウンターだけ満席だった。テーブル席は2つあってそこが朝帰りの若いので埋まると店内もっと戦争状態になる。
前にシフトの早番遅番、営業時間の不満をブツクサ兄弟子にこぼしていたアニさんはいなかった。前に、
「ひとりで営ってんの?」
「そうなんだよ。もう閉めて帰りたいよ。ちょっと待ってて。あ、半餃子もか」
なんて言ってた彼はコロナ禍でお辞めになったのだろうかね。
店内4獅子奮迅店内5肉味噌1
スープは梅島総本店「珍来」に酷似していた。やや酸味があるので、これだけ飲んでラーメンを食べたい気にはならないね。
ご飯は擦り切り、おかずの味付け的に少し足らない感がするが、他の客の大盛りを見たら体育会系の凄い盛りで、こりゃ普通でよかったワイと思ったよ。
ライス擦り切りス1ス2肉味噌2肉味噌3肉味噌4肉味噌5肉味噌6肉味噌7肉味噌8肉味噌9
どれも同じ写真に見えますね。味噌味の肉野菜炒めといっていい。回鍋肉みたいなクドさやクセはない。
味噌汁や味噌鍋みたいな味噌じゃないし、業務用味噌の甘めで茄子ピーマン味噌炒めのやや薄めかなぁ。
キャベツとモヤシが主体ですが、味噌炒めだからピーマンが欲しいところではある。
店内6店内7店内8券売機旧タイプ
ああ、これが店内の旧券売機か。前はこれが外に出てたような。これはタッチパネルではなくボタン式ですが、これでも操作が難解なのかな。千円札で四苦八苦するものだろうか。
でもさっきの男性が外で苦労している私を気にしてくれたのでヨシとしよう。
店5店11店12
ラーメン王とデッカく出ていますが、別にラーメンキングでもないよ。前にラーメン、餃子、焼きそば、を食べたことがあるが、あまり印象に残っていないんだな。ラーメン王と謳っているだけで定食を食べる店だと思う。麺類は至って普通ですよ。
月曜にどっか直行して渋田経由で帰社する際のルートに設定しようかな。だが、次回も来て、今日やってみた券売機の操作を自分が覚えているか自信がない。
渋谷駅に向かう途中、その先にある「兆楽」さんを見に行ってみたのだが。
兆楽1兆楽2定休日か?
フェンスシャッターが下りている。
定休日を設けたのだろうか。人手不足なのかもしれない。まさか「兆楽」までタッチパネルにしてないだろな。
となると月曜は後楽本舗しか選択肢がないということである。
11:00前に帰社した私を「どっか行ってたんですか?」誰何する輩はいない。先週のうちに今朝の行先をちゃんと明記してあるし、そんな度胸のあるヤツはいないよと傲慢になっています。

晩夏のたつみ

コロナ禍で郵送申請オッケーの窓口が増えてきたが「窓口にお出でください」がまだまだあるのです。〇馬区です。〇島区だって郵送オッケーになったのに。
〇馬区に出向いて久々に再会した係長さんはお痩せになったなぁ。病気じゃないだろな。
出世が遅い世界なんだね。もしかして私と一緒で嘱託みたいになったのかな。

さて次に西武新宿線界隈へ南下しなくちゃいけないのだが、南北に結ぶ鉄道がないので、その先の大泉学園まで向かい、バスロータリーで吉祥寺か三鷹へ向かう路線バスに乗らなきゃである。
バスに乗る前に、バスロータリー前にあって再開発からかろうじて逃れた町中華「たつみ」へ久々に寄って見ようとしたのだが、その前に、コンビニで少しばかり金を下ろした。
デッキの上から見下ろしたら、
店1
バイクで出前か丼の回収に向かう男性は初めて見る人だったのだ。
そっか。おとーさんが引退されて、今まで出前をやってた兄弟2人とも厨房に入ったんだな。前から募集してたしね。
店2店3店4メ9
「イラシャイ」
長年通って顔馴染のママは向こうの国のイントネーションです。
家族経営だと思うけど、兄弟と引退したおとーさんは日本人なのに、ママだけ向こうの人っぽいのよ。
メニュー載せます。
メ1メ2メ3メ4メ5メ6メ7メ8
まだ空いてますが、テーブル席に母娘連れと老夫婦がいて、男性ひとり客、そしてこの後、カウンターに高齢の女性ひとり客が2人、その2人は冷やし中華だった。
やっぱりおとーさんはいない。引退されたんだろう。なので出前もやっていた兄弟は厨房に入って2人して腕を振るっています。
ママも皿を並べたりチャーハン用の飯を盛ったり、麺を茹でたり具を載せたりしていた。
途中で出前の電話が3本架かってきたけど、ちょっと時間がかかるみたいだった。
厨房の兄弟ったって私が勝手にそう思っているだけでホントの兄弟かどうかわかんない。2人ともお痩せになったな。おとーさんが引退して忙しくなったから。
店内1
さっきお金を下ろしたとき残額が少ない感じがしたのよ。
正社員じゃなくなったので、今季から賞与は無いからです。夏季賞与がなくなったからです。
賞与が無くなると銀行残高が小さく感じるね。例年だとこの時期は残高を見て「あれ?増えてる?あ、そーか、夏季賞与が振り込まれたんだ」って気が付くのだが、それが無くなった。
だから口座の残高が目減りしていくように見える。
会社側は私にも賞与支給の案内を配信してきたので、
「もう送ってくんなよ」
そう申し入れた。宛先から外してくれって。相手は、
「送信洩れを防ぐため、賞与支給対象外の従業員にも送信してるんです」
みたいなことを言ってたが、単に外し忘れたんじゃないかなぁ。

不具合がもうひとつあって、管理職でなくなったので時間外手当が表示されるようになってしまったのだ。
これもめんどいから外して欲しいのだが。
「18:00過ぎたら退勤をクリックしてください」
そりゃわかってるけど、そういうのってつい忘れるんだよね。
「放っといたら?実際はつかないんでしょ」(ジャン妻)
「つかない。時間外手当なんて貰ったことないもの。そんなん貰うんは・・・」
「・・・そういうことを言わない方がいわよ。ただでさえアナタは傲慢に見られてるんだから」
ラ1チャ1ラ2ラ3ラ4ラ5
町中華の醤油スープです。文明の出汁も入ってるとは思うが、中太のヤワいゆるい麺によく合ってる。チャーシューは出汁ができってパサついたのを戻した感があるけどね。
水で戻したワカメなんかじゃなくて、青菜なのがウレしいですな。
メンマ、チャーシュー、なると、青菜、どの具もバランスが取れていた。鶏ガラ醤油、シンプル、いい意味でクセが無さ過ぎるかな。
ラ6ラ7ラ8
初めて食品売り場に登場した頃のようなツルツル生麺がいいです。
インスタント感が昭和の頃を思い起こさせる。
青物高かったですね。今は落ち着いたんだろうか。ググって見たら、
「9月21日時点で1kg965円と平年比2割高だそうです。これでも気温が下がったので、11月の1kg400円台へ向けてホウレンソウ価格は下落が続くと思われます。」
https://hatakemon.com/market-price-spinach/
から抜粋しました。
ラ9ラ10ラ11ラ12ラ14ラ15チャ2チャ3チャ4
炒飯はしっとり系に見えるんだけど、パンパンに纏めて隙間をなくした感じだね。
なので表面だけしっとり、中身はパラパラでもある。
ムラはない。油と具材の旨味、香りが合わさって美味しい。
でも薄味です。ラーメンのスープにちょこっと浸したりする。
実は覗き見ちゃったんだけど、カタチづくるオタマに入りきらなかったチャーハンは、私に提供する皿とは別の皿に退けられちゃうのね。キレイなカタチにしなくてもいいから、その退けた残骸もちょうだいよとイジマシイことを思ってしまった。
集めて賄にでもするのだろうか。
チャ5
店5店6
会計はママじゃなくて戻ってきた新しい出前ボーイズだった。
なかなかマジメそうで固い人だと見た。店内のオーダー聞きや配膳を任されてるようで「次、これ(できあがった何かの料理)何番さんに出して」指示が出て、会計も任されてましたね。信用されてるんだろう。
「たつみ」は小さい店で出前の収入は大きい。この店のバイトだけでは生活キツいだろう。他でダブルワークかもしれないしな。タイヘンだけど誰かがやるしかない。
何が言いたいかというと、
「経営マネージメントに携わるだけがワークじゃないってこと」
詳細は言えないが、リアルタイムでそう叫びたい気分でもあるのだよ。

天下一カレー焼きそば

このシリーズさすがに飽きて来たな。
1回、この記事でお開きにしよう。
今日は内幸町から来たのでいつもと違う方向から。
私の前を若者が歩いている。厳しい掟がマスメディアで紹介された出世酒場の若い衆である。私と同じく彼もこれから「天下一」で賄いに違いない。
別の道から1
後でわかるのだが、中にはその出世酒場の大将がいて、私は会計後、大将と一緒に店を出ることになる。
別の道から2店1店2店内1
もうこっちから真ん中のひとりテーブル席に座るようになった。
あまり好きな席じゃないのだが、アクリル板はあるし、スタンド蕎麦の席と感覚が似てる。周囲を気にしなければいいのだ。
店内2店内3
厨房は戦争状態だった。
厨房1厨房2厨房3
この席にいて厨房を向いてると、お客さんが入ってくる度に鳴るチャイム、ピンポォンが耳障りになってくる。
入口に背を向けてるからである。逆側だったらお客さん入って来るのが見えるので音がそんなに気にならないのだが。
今日も混んでいる。4人グループから、
「ご飯大盛りね」
「俺も」
「俺、少なめの大盛り」
少なめの大盛りって何だ?
難しいマイナーチェンジオーダーが出てるね。大盛りも少なめ大盛り(チョイ大盛り?)も値段は一緒だと思うぞ。

そういう声を聞いてる私はイマイチ機嫌がよくない。
膝に湿布を貼っているんですよ。
今朝、朝イチで欠員支店に直行したのだ。昨夜遅い時間に確認したら欠員が埋まってなかったので。
身の程を顧みない私はいけ図々しくも「自分が入ったるワ」朝イチで直行した。これ、完全に私のスタンドプレー、ええカッコしいなんけど。
だが好事魔多し、向かう途中で日比谷線に乗り換える途中のコンコースの曲がり角で、出会いがしらにどっかのガタイのいい若いモンとぶつかって私は跳ね飛ばされちゃったんですよ。膝を打った。
倒れて痛みに耐えてたら、その若いモンが介抱がてら起こしてくれたんだけど。
「大丈夫ですか?」
大丈夫なわけねぇだろ。
何とか歩けそうなので、
「何が起こったんだ?」←これは意識がトンだフリ、演技、
「僕が、ぶつかりました」
ここで、わざとらしく「痛ぇ、膝が痛ぇよぉ」と言い放ってカツアゲしたろかって思ったよ。でもそれをやったら強請たかりになる。社会人の晩節を汚すことになる。
「そうか。そっちの名前と連絡先は?港区のモンか?中央区か?」
名前と携帯を聞き出したのよ。「出張できました」とか言ってたな。
「名刺か何か無いんか?」
「無いんです」って。無い訳ないだろ。会社に迷惑かけたくないと警戒したに違いない。
「病院に行かれた方が」
「病院?こっちも急いでいる。何かあったら後で連絡するから」
痛む足で現場、支店に向かった。でも歩けたのは幸いだ。
だが、支店に入ったら、手練れの若いのが手配されてたのである。13人いる部下のひとりだった。なぁんだって。気が抜けかけた。
せっかくだから1時間弱そこにいたのだが、その後でこれは書けないけど凄くイヤなことがあってね。そこの支店長から慇懃無礼で失礼極まりない対応をされたのよ。支店で声を荒げるわけにはいかないのでその場では引き下がったけど。
私はこういう性格なので、後日にネチネチギュウギュウ締め上げて謝罪させたけどね。
でもくだらないこの件を終日引きずり気分が悪かった。何人かに憤り交えて愚痴った。
オーダー来るまでに膝の湿布がズリ落ちそうなったので、再度、貼り直した。
カ焼1カ焼2カ焼3カ焼4
カレー焼きそばなんだけど、これ、グロいね。
なんちゅうグロい焼きそばだいこれは。料理下手なヤツが間違ってソースを大量にドバドバかけ過ぎちゃったような。
イメージと違うな。もっとカレーっぽいか、サラサラしたドライな焼きそばを想像してたんだがドロッドロです。ベースはこの店のソース焼きそばなんだろうけどな。
でもカレー味、カレー臭はそんなにしないのだ。
むしろ、ベースになっているソースと、ギットギトの油の主張が強いね。
カ焼5コマ肉
デラデラ光っているソースまみれの豚肉、ご飯に合う。
でもタマネギはツルツル滑る。
カ焼6玉ネギ
ピーマン、これもツルツル滑る。
カ焼7ピーマン
ニンジン、細長ぁい薄いのがデロ~ンとしてる。
カ焼8ニンジン
具が細かいのでいつものソース焼きそばのように先に具だけ食べて麺だけにする手法は無理だな。
もう何ていうか、凄く濃い味、強力な味で、オジさんには結構キツかったのよ。ズッシリきた。それでいて胃の腑にカレーが残らず、何だかナポリタンの後味だったのは不思議だ。
カ焼9カ焼10カ焼11カ焼12カ焼14カ焼15カ焼16カ焼17ヅロいソース
うぐぇ、ご馳走さまでした。
ホンコンラーメンとカレー焼きそば、他でもありそうでないこれらのメニューが「天下一」の真骨頂であろうか。これで一旦、この店とはお開きにすることにした。
会計時にフロアのアンちゃんに「ご飯に合うっちゃぁ合うけど、あれは生ビールだな。」そう言い置いた。
店を出ようとしたら、私の後ろに例の有名な出世酒場の大将が立っていた。良く食う先ほどの若い衆を置いて先に店に戻るみたいだ。
で、何処にあるのだその出世酒場は?大将を先に行かせて後をつけちゃったんですよ。
この店か1この店か2この店か3
すぐ近くの細い路地にあった。
ここか、これか、ここにあったんだ。
でもおひとり様はお断りなので、私に縁はないだろう。
新橋に戻る
膝が重い。腫れるかもしれない。初動が大事で市販の湿布でも何とかなるかな。折れてなければね。
むくんで少しばかり鈍痛がするけど、歩くのにも業務にも支障はない。
膝よりも、朝の某支店でのつれない態度で気分がイマイチ悪くもある。こっちの善意で直行したのに。余計なことをしなければよかったよ。
その場でキレちゃえばよかったのだろうか。でもキレたら逆ギレを呼び起こす。そう簡単にキレない方がいいのだ。今後に繋げるには。

天下一 冷やし&カレー

夏風邪を引いて発熱、1日休んだ。コロナは陰性だったけど。カロナールのスイッチOTCがあったので力づくで下げた。今日は平熱に戻った。
晴れてないけど湿度が高くてムシムシする。「いつまでこんな日が続くんだバカヤロー」とNHKニュース8:45に出て来る気象予報士の平井氏に八つ当たりしたくなる。
蒸し暑い日1蒸し暑い日2蒸し暑い日3
ミニスカJKの看板下から覗くように天下一へ。
店1店2店3店4
メ1左下
「こちらどーぞ」(ママ)
え~、また真ん中のおひとり様用の4人席かよ。中央にある冷水ボトルの奪い合いになるんだがな。グループ客と接するので忙しない場所でもあるのだよ。
店内1
前を見たら、こないだもいた近隣の出世酒場のひとたちがいた。大将、兄弟子、若い衆2人です。
若い衆は豚肉ピーマン炒めにライス大盛り、山盛りライスの上に炒めを載せてチンジャオ丼にしてる。凄い食欲である。
大将は先に出てった。ナンバー2か片腕か、兄弟子とおぼしき男性が次に出ていかれ若い衆2人が残された。大将と兄弟子が先に出てったのは若い衆が大盛を喰い終わるまでつきあってられないからだろう。
会計は若いのに現金を渡してあるみたいだ。
彼らの居酒屋はひとり客は入れない店なので私にご縁は無いのだ。
店内2
ちとうるさいことを書きます。私の右には躯体のデカい柱があって、向こうに同じ会社とおぼしき4名の若手中堅の会社員がいて誰も料理がきていないのだ。
どうも残るひとり、5人めを待っていて、全員揃ってからオーダーするのがわかった。
「ママごめん、もうちょっとしたら来るから」
さすがにひとり、兄弟子クラスの男性が店側に気を遣ってましたが。
コロナが5類になったので数人での会食ランチが復活している光景は珍しくなくなった。最後のひとりを待つ彼らですが、私だったら絶対に待たないね。席も別にする。「急ぐからよ」って言ってね。限られた昼の貴重な休憩1時間なのもあるが、他のヤツの合わせてられない。合わす必要もないもの。
だいたいこれから混む時間帯なのに店内での待ち合わせは避けた方がいいよ。ウエイトしているだけ客回転が遅くなるし、入れる客が入れないよ。
遅れてきたヤツのカオを見たら如何にも頼り投げな若造で、同僚たちに冷やかされながら席に着いた。遅れてきたクセに5人の中でいち番最初にオーダーしてたね。「遅れてすみません」を言ったかどうかは聞こえなかったけどね。
全員揃うまでの間、ママが苛立たしいカオをしてたかわからないが「もやし、唐揚げ定、ラーメンセットがリャン、焼定」、5名のオーダーが一気呵成に厨房にとんだ。
厨房のアンちゃんだって内心では「一度に入れないで逐次入れりゃいいのに」そう思ってるだろう。
私はもうウン十年もひとりランチです。社内で誰かとつるんでランチに行くなんざぁまっぴらゴメンです。同行者がいると己が食べたいのを遠慮せざるを得なかったり、いちばん喰うのが遅いヤツに合わさなくちゃいけないからそれがヤダ。
なるほどこういうのを見ると、よく行くママの手書き黒板メニューの店のランチで「店内待ち合わせお断り」「全員揃ってからご入店ください」うるさい掟も頷けるというものだ。昼夜通し営業で昼から呑めるこの店はそういうのに鷹揚なんでしょうな。
落ち着かない席だが、ネタに事欠かないな。
店内3冷やし1冷やし2冷やし3冷やし4
冷やし中華、やや太めの麺、キュウリ、紅生姜、チャーシュー細切、棒棒鶏、錦糸卵、くらげみたいなの、頂部に紅生姜が載っていた。
提供スピードが早いのは、麺を茹でて、冷やして、出来合いの具をバサバサ載せるだけだから。
麺のコシが強いのだ。噛んで噛んで噛んで噛まないと切れない。上下の顎にリキ入れたら口中を噛んだ。でも麺は美味いよ。
錦糸卵は出来合いがモロですな。この店のタマゴ料理は美味しいんだから、店の鍋に玉子を落として火を煎れてくださいよ。
冷やし5冷やし6冷やし7冷やし8冷やし9冷やし10冷やし11冷やし12
さて、何か脇役が、違う味が欲しくなった。
そうだ、カレーにしよう。日替わりの麺とセットになってる半カレー、でもメニューには半カレー単品はないのだ。半炒飯、半ラーメン、半餃子(3個)はあるのに。そこを無理言ってみた。
「単品でできる?」
「できますよ」
できないわけないよな。レトルトをチンするか、寸胴鍋からすくうだけだろ。
カ1
脇役以下のおまけみたいな半カレーが意外と美味かったりして。
昭和の濃い口、欧風ビーフカレーかな。牛肉入ってないけど。
黒いカレーに頭上の蛍光灯が反射しています。カ2カ3カ4
ビシャビシャで具は全く入ってません。飲めるカレーですな。ここからほど近いニュー新橋ビル地下にある「カレーは飲み物」じゃないけどこれはホントに飲めそうです。飲んでムセそうです。
ただ、これはおまけの半カレーだからいいのであって、レギュラーサイズ1人前で食べても飽きが来るだろうな。店側の売上を上げる戦略の一端でしょう。
変な組み合わせ、食い合わせだが、いい意味で味を2種類の味を楽しめたのはよかった。
店5
会計時にフロア男性とママの間で「あら?この金額じゃないわよ」のような怪訝な遣り取りがあった。察するに、単品別々の会計ではなく、セット会計にまるめてくれたのかもしれない。細かくは聞いてない。
店を出たら、雨が降っている。さらに頭上で、
カラス1
カラス2
カラス3
「グアァ」
「グアァ」
カラスのデカい鳴き声がする。糞でも落とされたらヤダなと思って距離を置いて見上げたら、2羽のカラスがイチャついていた。ツガイだろうか。
クチバシを突き合ってスキンシップをとっていた。ハリウッドゴジラに出て来るつがいのムートーみたいだった。

プロフィール

ジャン

Author:ジャン

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