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丹波屋

今日の昼は特に食べたいものがない。何でもいいやの気分だ。
中途半端な時間に新橋に下りてしまった。
飲みネタが続いたので昼ネタに戻しましょうか。
ニュー新橋ビル内で「なべや」の支店「佳什」を発見したのだが、開店は12時からだってそれまでのんびりしてんな。アクセスは抜群だが12時~だと相当に混みそうだ。
そういえば、まだ入ったことがない、入ろうと思ったことすらないスタンド蕎麦があるのを思い出した。
そこはニュー新橋ビル内からは入れない。外からしか入れない。
駅前広場柳通り2
ニュー新橋ビル内にいると自分がどっち方向に向いてるのかわからなくなるのだが。柳通りに面したこれです。
店1
間口が狭い。店内も狭く、4人入れば立ち食いでも満席状態となる小さな店です。
店2
外にメニューが出ています。見るとカレーが真っ黄色なんですよ。蕎麦屋のカレーでこんなイロはあまり見ないな。
店3メ店4
入ったら狭い店内と厨房に、お爺さん、中堅さん、そして外人女性、インド女性かな。3人いたんですよ。そのとき店内にいた客数より多いのだ。
狭いので券売機はない。口頭注文ですが、外人女性スタッフに気を遣って先客さんがの注文が出るまで私はじーっと待ってた。どうも最初は歓迎されてない感があったので出ようかと思ったくらいだよ。「いらっしゃいませ」、も言われなかったからね。
アウエイ感があった私に中堅さんが、
「奥、涼しいですよぉ」
そう言われたので言われるとおりにしたら、そこは幅が2尺、60cmぐらいしかなくて、すぐ上にそれだけ新しい液晶ディスプレイに見たくも聞きたくもないワイドショーが流れていた。
でもこの場所の方がいいや。壁に向かって食べながら撮れるからね。ここ以外のカウンターは見られてるので撮り難いです。
先客さんのが出たタイミングで「かき揚げ蕎麦ぁ」、そう言ってみたら、インド人女性が困ったカオして中堅男性の方を向いて、
「かき揚げが・・・」
かき揚げがどうした。まさか?
中堅男性が「かき揚げ、終わっちゃったんですよぉ」
ええ、嘘だろ?
まだ10:30前じゃないか。終わるの早くね?
でも見たらかき揚げストックが無いのである。フライしかない。アジフライかこれ?
店内1ストック少ない
諦めた。「じゃぁ、たぬき蕎麦と、半カレー」
インド系の若いお姉さんが寸胴からカレーを汲みだしていた。
私は日本の飲食店で働いている外人さんにそれほど偏見はないが、外人さんだけの店はちと敬遠するかも。大陸や半島の人だけで廻っている店はこっちがわからない向こうの言語で喋るし、声が大きいからね。
やっぱり日本人の親方や店主に雇われた外人スタッフさんがいいです。
インド系のスタッフはうるさくないね。静かな方だと思う。
店内3向こうの人
たぬき蕎麦は中堅さんが匙で揚げカスの細かいのを1回、2回、3回、4回パラパラとかけて、最後に大きいのパラッと塗していた。
かき揚げがヤマ、それにショックを受けた私を癒してくれたたぬき蕎麦とインドカレーです。
タ1カ1
狭い店で薄暗い店内の狭くて奥、壁に向かって立ったので、写真が暗いです。それもボケてます。明かりが私のガタイに遮られてるから。美しくないねぇ。
揚げ玉にワカメもちょいとプラスされている。
タ2タ3タ4
身体に悪そうに写った写真ですみません。
揚げかすのデカいのを齧った。ガリッと鳴った。
煎餅の屑みたいである。細かいのも一部はガリッと鳴ったね。
タ5タ6
汁は出汁が効いて醤油の風味もいいけど。蕎麦がイマイチですねぇ。
若干フガフガ、モサモサしてるかな。
タ7タ8タ9タ10タ11タ12タ14タ15
しかし写真が暗い。美味しそうに撮れない。モサモサの蕎麦とベチョベチョになった天かすが混じった蕎麦雑炊ですな。
ではインド女性が寸胴から汲み上げた黄色いカレーはどんなものか。
カ2カ3カ4カ5
蕎麦より特筆できるこのカレーです。見るからに日本のカレーじゃないですが。
見てわかるように黄色っぽい。スタンド蕎麦のカレーとは全く別ものだったのだ。
スパイシーだけど優しい味です。少し薄く感じる。粘度が薄いので白いご飯の隙間を通って下に溜まっていますね。
サラサラのようだけど、匙ですくった感覚は水っぽくもあった。同じニュー新橋ビル地下に「カレーは飲み物」って店があるが、これはホントに飲み物ですね。飲んだらムセるかもしれないが。
インドカレー感はあるけど辛味はそんなになかった。トマト風の酸味もそんなにない。美味しいけど不思議な味で、立ち食い蕎麦屋のカレーとしては異質、個性的、特徴的、神秘的ですらある。でもクオリティは高い方だと思います。
たぬき蕎麦の蕎麦はイマイチだった。蕎麦のコシなんか期待してないけど駅蕎麦だけで見ると他店で美味しい蕎麦あるよなぁと言う印象で、黄色い個性的なカレーに喰われちゃった感があるね。
カチャカチャ音がする。右を見たらお爺さんがボウルで白い粉を水で溶いていた。
銀のトレイにはカットされたタマネギが待機中で、縁に揚げカスが飛んでこびりついている。もしかして今からかき揚げを揚げるのかな。ランチに備えて。
店内4揚げ場1
揚げ始めました。狭い店内で揚げるのはわかったが、マメに補充しといてくれよ~。
店内5揚げ場2今から揚げるのか店内2
ご馳走様でした。狭くて暑い店だったな。私は薦められた奥のエアコンの下にいたからいいが、店の入り口を閉めてもあまりエアコンが効いてない。厨房の人はよく耐えられるものだ。
柳通り1振り返る
立ち食い蕎麦スタンドとは思えない特徴的な黄色いカレー、今日いた外人女性さんが仕込んだのだろうか。
インド、ネパール、パキスタン、その辺り人の見分けがつかないが、母国を離れ遠い日本で働くからには何か辛い事情があるのだろ。ニュー新橋ビルは雑多な多国籍ビルでもあるからね。
店が狭すぎるので再訪はないままです。
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中延駅改札を出て左

昨日に続いて中延駅、浅草線に乗り換える。
駅前、いや、駅の脇かな。高架下のスタンド蕎麦、今度は左の店を探訪します。
東急線を見送る。高架下で揚げてる香がホームにまで仄かに漂っている。
駅1駅2出て左
改札を出ると、正面の花屋に幟が立っている。
店5花屋に幟が?
花屋で蕎麦を出しているんじゃなかろうと左を向くと、こないだ休みだった「太和屋」がある。
改札正面の花屋さんに幟を置かせて貰ってるんだろうか。
昨日取り上げた改札を出て右にあるライバル「六文そば」への牽制か?
店1店2ボード1店3ボード2
蕎麦とうどんだけじゃなくて、きしめん、細うどんもあるんだ。
若い子が描いたかのようなボードが出てますが「六文そば」に負けじと店内は昭和チック、券売機はなかった。
カウンターがひん曲がっていて後から継ぎ足した増築感がある。いびつなカウンターに囲まれている厨房ではオバちゃん2人、オヤっさん、計3人で営っていた。
「天ぷら、蕎麦で。お握り1個ぉ」
「鮭と梅干どちらになさいますぅ?」
「鮭ぇ」
もしあれば、具無の塩むすびなんかがいいのだだ。
メ1メ2
かき揚げとは謳ってない。天ぷらと呼びます。ガラスケースに満載です。殆どかき揚げ状態なんだけど、この通り種類が多いので、何々天って言わないと通じないだろう。
天ぷらだけを列挙すると、天ぷら、春菊、竹輪、カボチャ、いも天、人参ゴボウ、ピーマン、なす天、ゲソ、生姜天、ソーセージ天、イカ天、エビ天、五目天、
これだけあると「何々のかき揚げ」って言おうものなら「え?何のかき揚げだって?」聞き返したりして注文の流れが疎外されかねないからね。「何々天」と呼称した方が言いやすいし聞きやすいし、伝わりやすいし覚えやすいでしょうな。
アジ天もあるな。仕入れがタイヘンだ。相当な材料費がかかってないか?
リーダー格のオバちゃんがサブのオバちゃんに「何々天、揚げてくれる?」指示してたから店内で揚げてるみたいだ。だから高架上のホームにまで香が漂ってきたのか。
後から来たお客さんが天丼をオーダーされた。
スタンド蕎麦で天丼を食べたことがない。半ライスに汁に浸したかき揚げを載せたことはある。
天丼は並と上とあります。カツ丼はないです。
どんな天丼か見たかったが見えなかった。天丼だけ海老天だったりして。いや、それはないかな。ケースにあるネタを丼に移して出してるんでしょうね。
かき揚げ各種1かき揚げ各種2
ガラスケースの下の狭い隙間から提供された。私もその隙間から覗き込むように千円札を1枚、渡した。
天ぷら1天ぷら2天ぷら3天ぷら4天ぷら5天ぷら6天ぷら7自重で落ちちゃった
かき揚げ状の天ぷら、デカ過ぎたり厚過ぎたりでなく、ちょうどの大きさで丼に載るサイズです。
箸で摘まみ上げたらしっとり、ズッシリ重たい。でもすぐ軽くなった。箸で持ち上げたら自重でボロボロッと崩れてしまったからです。
でも美味いのだ。しっとりした中に3箇所ほど、小指のさきほどのガリッとした箇所があった。
天ぷら8天ぷら9
かき揚げは緩い。は汁は関東風の焦茶色でキリッとした味だと思う。刻みネギの香もいい、常連さんで「ネギ多め」なんてのがいたな。
白っぽいから業務用の蕎麦だろうけど、中くらいの丸断面、ボソボソもしてないし少しコシもある。
そば1そば2おにぎり1おにぎり2
ご飯粒が海苔にひっついている。何処も同じなJRスタンドの既製品と違って手作りの証である。薄味です。
モグモグ頬張ってたら今頃気が付いた。半カレーがあるじゃないか。
「ごめぇん、半カレーちょーだい」
「はぁい」
やってしまった追加を。お握り食べたのに。
そしたらリーダー格のオバちゃんが、
「あれ?お客さん、蕎麦お食べになりましたよね?」
「食べたよ。天ぷら蕎麦で」
(と、お握りもね。)
「じゃぁセットに直しますね。150円お返しします」
確か150円だったと思う。250円だったかも知れない。覚えてない。券売機じゃないからこういうことができる。サブのオバちゃんにはこういう裁量はないかもしれない。
カ1カ2カ3
カレーも美味っ、盛りがいいね。
これで半分だとレギュラーサイズのカレーはどんだけの量になるのだろ。
特筆すべきは具にちゃんとジャガイモ、ニンジン、タマネギが入っていること。
過去の駅蕎麦は具無しでビシャビシャのルゥだけだったり、あっても具は小間肉とタマネギだけなのが多いが、ジャガイモとニンジンまで入ってるのは珍しい。駅ナカじゃないし、駅前だけど駅外だからここまでできるのだろうか。
カ4カ5カ6店4
うえぇ、お腹一杯だぁ。苦しい。
半カレーが効いたな。重かった。
でも美見しかった。侮れない店です。何故、中延駅前に独立系の立ち食い蕎麦が2軒あるのかわからないが、ともに美味しいです。牽制し合い、相乗効果を高め合い「あちらが営ってるウチは止められない、閉められない」のほどよいライバル関係だろう。
今朝気が付いたのですが、昨日の六文そばのカレーにもジャガイモが入っていたような。
やっぱりライバル店なんですよ。だってどちらか片方に入ってたら、もう片方だって負けてらんないでしょ。
当人たちは「あちらはあちら、ウチはウチ」なんだろうけど、意識してないなんて絶対にあり得ません。
改札を出て、左に大和屋、右に六文そばです。
店6ライバル店店7都営乗り換え
都営地下鉄まで徒歩数分、同じ駅名だが地上と地下、地図上でも重なっていません。全く別の駅だといっていい。
外歩きの乗り換えは暑いな。汗がアタマから吹き出した。

中延駅改札を出て右

中延駅、初のロケーション駅だな。
東急大井町線と都営地下鉄浅草線の連絡駅ですな。同じ駅だが50mほど離れているので、乗り換えには道路を歩く必要がある。
中延駅
東急改札を出ると左右に独立系のスタンド蕎麦が2軒ある。
出て左には、
大和屋は定休日
「大和屋」は定休日だった。ここに来るまでに2軒のうちどっちに行こうかな、立地からして左優先だなと決めてかかてきたのですが。
これはZの法則といって、スーパーやドラッグストアで陳列棚を見るときに、目が左上から右下に向かう法則なのです。
だが左の「大和屋」が定休日なので、必然的に右のもう1軒「六文そば」になった。
この2店舗は立地からしていい意味での(悪い意味でも?笑)ライバル関係なのだと思う。「あっちが営ってるウチはウチは看板を下ろすわけにいかねぇ」って関係じゃないのかな。
六文そば1六文そば2店内2メ1
引き戸を開けて入ったら狭い店で明るい雰囲気だった。
どんな枯れた爺さん婆さんが営ってるのかと思ったら、意外にも(失礼)若い女性2人で営っていた。
でも若いたってギャルじゃないですよ。ヤングママって感じだった。私の前に店の女性とほぼ同世代と思われる女性客がひとりでウエイト、その方はたぬき蕎麦だったかな。女性が営ってると女性ひとり客も入りやすい、利用しやすい感じだ。
券売機は無い。口頭注文です。壁にお品がきが貼ってあって、上の数字はトピ単品、下は蕎麦かうどんの値段ですな。
げそ天が名物らしい。げそ=烏賊の脚、ゲソ天ってあまり好きじゃないのだ。「文殊」のかき揚げにゲソが混じっていたとき、噛んでてどうも固い異物が混じってる感でイマイチでしてね。
なので定番、かき揚げ蕎麦でいくしかない。ワンコインを置いた。
店内3メ2
揚げ置きがスタンバイ中です。揚げ置きでいいのです。揚げたてはアブラアブラしてシンドいからね。
店内1揚げ置きでいいのだ
オペは壁に向かってたので見てません。給水機もなくて冷水ボトルが置いてあるんだけど、まぁこのカウンターが手前に狭くてさ。この幅で丼が置けるのかなぁ。カウンターともいえない単なる出っ張りですな。
店内4狭いカウンターかき揚げそば1
できあがったかき揚げ蕎麦をカウンターに置いたところ。やっぱりギリです。スレスレです。こんな手前に狭いカウンターもそうそうないんじゃないか。
かき揚げそば2
鰹節と鯖節から採ったブラックな蕎麦汁です。ブラックなんて今の時代ではいい意味で使われないからあまり言っちゃいけないよね。漆黒と言っておこう。
漆黒な六文汁と茹で麺の上に大きいかき揚げがドンと載っている。薬味ネギも多めだ。
かき揚げそば3かき揚げそば4ネギ多いかき揚げそば5
かき揚げを持ち上げて見る。重たい。箸先の感じは固い。ガシガシしたタイプのかき揚げなのがすぐにわかったので、いつものように上から箸で押しつぶすように漆黒の汁に沈めて馴染ませます。
かき揚げそば6重たいかき揚げそば7浸す
ひとくち食べてみたらまぁ美味しいかき揚げなのですよ。
タマネギが主で中盤から後半にかけて汁を吸って甘味が出て更に旨くなる。
かき揚げそば8再度持ち上げるかき揚げそば9そばもまぁまぁ美味しい
しっとりしてきたが、まだ頑固にガシっとした部分が最後まで残っていたりする。
かき揚げそば10かき揚げが馴染んできた頃かき揚げそば11かき揚げがしっとりしてきた
いい味、いい店だが、カウンターが狭いうえに低い位置にあるので上から見下ろす感になる。お辞儀するように頭(コウベ)を垂れて食べるしかないのですが、壁に額が接触するのよ。壁に頭突きを食らわしながら食べるハメになった。
私の前に入られた女性の先客さんが背後にいるんだけど、その人はどうやって食べてるのか振り向いて見たら、丼を片手に持って食べてた。
かき揚げそば12後半戦へ1かき揚げそば14後半戦へ2かき揚げそば15後半戦へ3かき揚げそば16後半戦へ4
粗相のないよう慎重に食べすすめてたら、BGMがラジオ、ニッポン放送かな?聴いたことのある歌が流れたよ。

移り気なアナタに
抱かれてしびれたほんのチョットだけで
こんな気持ちになるなんて
悪い人だと思うけど
Sha-la-la 夢のように暮らしたものさ
心から恋してる

私が唯一持っているサザンの「人気者で行こう」、の「海」だった。私はこれ1枚しかもってないのです。国民的

時折名前を呼んでみた
つれないこの気持ち
言葉じゃ言えない
「好きよ」 All I need is you

この「言葉じゃ言えない」「ことばぁ~じゃ」の上のファルセットコーラスと「言えなぁ~い」の上のハモリ、若い頃は喉から声が出たんだけど、店内で抑えたトーンでやってみたら出なかった。加齢だなこりゃ。

美味しいけど、狭くて喰い難くかったんだけど、普段は聴きもしないサザンを耳にして気分がよくなり、100円玉2枚置いて、
「カレー」
100円玉2枚置いてまた壁に向き直ったら、背後から、
「福神漬けお付けしますかぁ?」
「お願いしまぁす」
スタンド蕎麦でカレーを入れると福神漬けの要不要を問われることがある。福神漬けを好まない客もいるのだろうか。
カ1カ2カ3
あ、カレーも美味しい。蕎麦汁が美味しいスタンドは大概、カレーも美味しいもんなんだな。
カ4カ5店内4六文そば3
ご馳走様でした。意外性充分で大満足です。ちょっと隅に置けないレベルですね。
何で中延駅に?場所的にそう思うけど東急と都営地下鉄の乗り換えの動線上にあって、駅構外にある独立系だから鉄道会社の政策やエゴに巻き込まれず、今日まで存続できなのでしょうな。味もいいし。
サザンの「海」がまだアタマに残っている。さて、もう1軒、ライバル?の「太和屋」にご縁があるかどうか。今日もし営ってたらミニカレーを食べないで2軒ハシゴしたんだけどな。

駅外最強スタンド 長寿庵

都電荒川線、三ノ輪橋停車場側に渡る横断歩道で。
行き交うくるまは信号が黄色から赤になりかけてもギリギリ赤まで停まろうとしない。忙しない日常で人は皆急いでいる。
ドライバーたちはこの信号機と横断歩道の袂に立ち食い蕎麦の秀逸な店が佇んでるのを知らないだろうし、見向きもしないだろうし、見てらんないだろう。
渋滞や信号待ちにならない限り。
店1店2店3
電車と徒歩で移動できるからこそ時々来れる「長寿庵」
よくありがちな店名だがスタンドです。小さいながらテーブル席も少しある。
コロナ禍でしばらく来なかったのですが、こないだ東武線西新井駅で味噌ラーメンを食べて、9月までカレーがお休みで臍を噛み、その後で地下に潜った日比谷線の三ノ輪で地上に出て、三ノ輪橋まで歩いてきて、荒川線に乗り換えるフリをして、半カレーをダメ押しに食べてからご縁が復活した。(その半カレーは後半に登場します。)
店4店5メ1
店内は生活感満載で雑然としてます。
寡黙な店主のひとりオペであります。
券売機なんてない。口頭で現金前払いである。
「天ぷら蕎麦大盛り、半ライス。ここに置いとくよ~」
千円札を何かに挟むようにねじ置いて、給水器でコップに冷水を汲んでカウンターに立ったら、
「そこ、暑いですよ」
道路側に立っていたら店主からそう言われた。なるほど外からの陽射しが眩しくて暑い。このときは連日35度以上の猛暑、酷暑日が続いていて、今日も37度に達するであろう予報である。熱中症アラートが出ている。不要不急の外出は控えろって言ってた。
「そこは暑いですよ」と言われても、店内の何処が涼しいのかワカラン。
真ん中のカウンターも短くて左に給水器があるし人が立つし、右は空いた丼を片付ける場所でもあるし。
結局、店主の好意を無視するのも何なので、壁際の2人テーブル席に座った。
だけど店主に話しかけられたのは初めてである。会話なんてした記憶がない、あ、前に「永ちゃんお好きなんですね?」と声をかけて、ニッと笑ったことがあったな。コロナ前ですよ。
店内1店内2店内3店内4メ2半ライス1惣菜1
小ライスにはこんなお惣菜がついてきます。
竹輪のちっちゃいヤツ、キンピラの細っこヤツ、ワカメ、それともうひとつはわかんない。三ノ輪橋商店街の惣菜屋から買ってきた瓶詰めの惣菜をちょこっとずつ載せたのかな。まぁこれはサービスなんでしょうね。
惣菜2かき揚げ1かき揚げ2かき揚げ3かき揚げ4かき揚げ5かき揚げ6
熱湯に晒したのだろうか。丼が熱くて重たい。
ワカメが入ってないところがいいね。乾燥したヤツを水で戻したワカメでないにしても、こういう蕎麦に浮いてるフニャフニャしたワカメは好きじゃないのだ。
ワカメだって高騰してるからね。デフォで入れられて価格に反映されるよりも、それ無しで基本のかき揚げの価格とレベルをキチッと守って欲しいと思う。
店ではかき揚げとはいわない。天ぷらです。かき揚げと称させていただきますが、持ち上げても崩れない。
かき揚げ7持ち上げる1
崩れない。まだ崩れない。
かき揚げ8持ち上げる2
この辺りまできてようやく自重で少し落ちたけど、殆どは「落ちてたまるか」と頑張っている。魁男塾の万人橋みたいである。
かき揚げ9持ち上げる3この辺りで崩れ落ちる
良く揚がっているから崩れ難いのだろう。衣厚めの揚げ置きで時間が経っているようだが、それが固めに作用しているようだ。
パリッと、ガシッと感はないけど固めです。汁にしばらく浸しておいてもやわらかくなり難いのです。いい方向に功を奏しているといっていい。
ちょびっとだけ桜海老が入っている。
そして汁がとにかく美味しい。少し甘めだが、このスタンドを教えてくれた鎌倉御家人の末裔である佐奈田堂氏曰く、鰹節プラス鯖節だそうですな。
黒い関東風!こうでなくてはね。関西の人はビックリマークが点くかもしれないがね。
その汁が熱々で。蕎麦はふぅふぅしなくても食べれますが汁だけ飲もうとすると熱々、丼も熱々です。指先で長く持ってられないです。最後の最後まで熱々で下げるときも丼が熱かったからね。
かき揚げ11蕎麦1蕎麦2蕎麦3蕎麦4蕎麦5
蕎麦は普通の茹で具合でコシはそんなにないけど粉っぽもない。JRの人によってフガフガし過ぎたり粉っぽかったりするハズレ感は全くない。
今日は大盛りなので麺が多めですが、その辺の蕎麦屋の中盛程度かな。普通だとそこらのスタンドより麺が少なめなのです。私も佐奈田堂氏も2杯食べるからね。
他所のスタンドで大盛りなんかしないけどね。
後半、かき揚げは何処へいっちゃった?
蕎麦6かき揚げは何処へいった?
蕎麦、汁、かき揚げ、ローテーションして食べてたら、かき混ざってさすがにやわくなった。
そのやわいかき揚げは半ライスの上に移動しました。ミニかき揚げ丼のフニャフニャタイプ、このままだと沁みてないので、載せたのを再度、汁に浸してまた載せるという。
半ライス2ミニかき揚げ丼に
空いた器たちは1回の往復では下げられず、まだ熱い丼を両手で持って、白い皿の上に茶碗とコップを載せて2往復、テーブルを拭いて出た。
店内は小さな音でラジオが流れていたが、店主はノートPCにイヤホンを繋いで視聴している。おそらく永ちゃんだろう。
店内にステッカーや若い頃のポスター貼ってあるし。
私も今日はここ来るまでに永ちゃんを聴いてたのだよ。
夏の少年、
YOKO、
棕櫚の影に、
Long Distance Call、
ふたりだけ、
太陽の領域(テリトリー)
愛しい風、
アンジェリーナ、
Morning Rain、
LAHAINA、
SORRY、
早冬の気配、
黄昏に捨てて、
シャウトやスクリームが無くて、キーが普通で唄いやすいのばかりです。
店6
店1
順序が逆になりますがもう1譚おまけです。小腹が空いて午後にフラッと寄って半カレーを食べたことがあってね。
冒頭にも記載しましたが、この記事で、
https://junky.fc2.net/blog-entry-133.html
東武伊勢崎線の西新井駅スタンドで味噌ラーメンとカレーを併せようとしたのだがカレーが9月いっぱいまで休止で、味噌ラーメンだけじゃ足りなくて、味噌とカレーは合うのに残念な気持ちが抜けなくて、都心に戻る途中、東武線が北千住を出て地下に潜ってから三ノ輪駅で途中下車しちゃったんだった。
店2店3店4メ1店内3店内4店内5店内6店内メ2カ1
客層が高齢者が多いし、食べる量は少量だし、半カレーだけオーダーしてもイヤな顔しないで出してくれたよ。
銀色のステンレス皿です。昭和大衆カレーの趣きであります。
スプーンですくうとカチカチ音がする。
カ2カ3カ4
辛口でもないけど甘口でもない。食べやすい辛さですね。
小麦粉が過剰に混じってて黄色く重たくもない。
駅蕎麦スタンドのカレーにありがちな塩気が強くもない。
具は玉ネギと豚肉だけ・・・ですね。玉ネギの量は多いですよ。
ジャガイモが入っているスタンドカレーってないもんだね。長時間温めたら崩れちゃうからだろうけどね。
レギュラーサイズで注文したこともあるけど、ご飯も含めて全体としてはやや小ぶりでした。蕎麦と併せて食べてちょうどいい量です。
カ5カ6
店主は両耳にイヤホン充ててる。
永ちゃんの世界に浸っているな。
私が下げたのを見て片方だけイヤホン外して「ああした」(ありがとうございました)の声が出た。
店5
屋号の長寿庵は、更科、砂場、藪と並ぶか、もしくはそれ以上の店舗数を誇っている。
暖簾分けの系譜まで掘り下げる気はない。登録商標だけど各店が独立して不統一。だが、暖簾を掲げるには、何処かの長寿庵で修業して、修行先の店主から承認されなければ暖簾分けが許されない。それには先代の味はもちろん、その土地柄に馴染んだ提供技術、ノウハウが伴う。
三ノ輪橋の長寿庵もルーツがある筈である。原点は百人町と聞き及ぶが如何に?

タワーデッキのスタンド蕎麦

この店、スタンドを探しているのだが。
探す1
なかなか見つからない。市川駅南口のロータリーを出て駅前の公道を探したが無くて、I-Linkタウン市川、ザ・タワーズイーストの2階に上がってきたのだが。
蕎麦屋がありそな気配ではないぞ。
探す2
ETV前にあるフロア案内を見たら、
探す3探す4
デンタルクリニック、メンタルクリニック、内科、眼科、大手調剤チェーン薬局、
不動産、内装業者、
消費生活センター、地域包括支援センター、デイサービス、高年齢者職業相談室、保育園、
サイゼリア、こんな早い時間に営ってるわけない焼き鳥屋、
目指すスタンドは209-2だと?
探す5
そっち方面へ向かって歩くとこんな感じなんですよ。
空きテナントやシャッター閉まってる物件もあるし。スタンド蕎麦がありそうなロケーションじゃない。
だいいち、人が歩いてないもの。
探す6
マンション?なのかなぁ。大きい箱の中から外気に面した南側に出たとこ。
長~い回廊を歩いています。向こうに赤い出っ張った看板みたいなのがそうなのかな。
探す7
JR市川駅南口にタワーが2棟あって、ウエストとイーストとあります。私が今いるのはイーストです。
このタワーズは各地によくある再開発構想で、2005年に建設会社数社が決定、1月から解体工事がスタートしているのですが、2005年ってA歯事件があった年でしょう。国交省がA歯一級建築士の構造計算書を偽造していたことを公表したことに始まる一連のあれですよ。
このタワーズは事件と直接は関係ないんだけど、事件の影響で審査が厳しくなり、これまでスルーしがちだった項目を厳しくチェックしたら、建設過程で2007年10月にウエストで鉄筋不足が発覚、25階から30階で総数128本の鉄筋不足が発覚した。
同年11月に事業主である市川市が立ち入り検査、市は工事を請け負った大手S建設などへの工期遅延の損害賠償、購入予定者の訴訟対応、担保責任期間の10年を超える期間延長を求める。
大手S建設は施行ミスとして補修工事を施行、強度不足を解消する旨の確認書を12月末に市と交わして市議会に報告された。翌年2008年1月末から工事再開、3月末に鉄筋不足の補強工事を完了した。
先に私がウロついているイーストが同年7月に竣工、発覚したウエストは翌2009年1月に竣工したそうです。
2年後の2011年には東日本大震災が起きてますからね。今は大丈夫なんでしょうけど。
できあがったタワーの最頂部は地上約130m!
そこまで上がれば日本の夜景遺産や100選らしいがね。
低層階には商業施設、公共施設が入り、私はその辺りをウロついているのですが、そこから上は介護付有料老人ホームと都市再生機構の賃貸住宅になっているようです。
私は市川駅から地上に下りて、公道を延々グルッと歩いて探し廻ったのだが、まさか2階のデッキにあるとは思わんかった。
探す8発見
やっと見つけました。
窓にお品書きがズラリですが、たぬきそば、かき揚げそば、コロッケそばみたいに、トッピングが載ってる商品名じゃないのです。
かけそば、またはうどんに、たぬき、きつね、月見、とろろ昆布、わかめ、山菜、かき揚げ、何とか天、トッピングと分かれて別になっているのです。
券売機に立つとわかりますが、このスタンドでの購入フローは、まずかけそば(うどん)をONして、トッピングを買い足すのですよ。
店1
で、これ、よぉく見ると、かけそば三五〇円、かけうどん三五〇円、三の真ん中の横棒、手書きみたいだね。二語〇円の二に横棒1本書く足して三にしてるってことない?
その下の五も何だか修正した感がある。左隣の冷やしも七の字が何だかヘンだな。
イヤらしく突っ込んじゃって悪いけど、この店、ゲソ天がウリらしいが、そのゲソ天も三〇〇円で三の横棒が何だかヘンなのです。
それでいてかき揚げ単品が一〇〇円なんですよ。ゲソ天はかき揚げ天より高いのです。
穴子天ならわかるけどどんなゲソ天なのか。他でググってみてください。ゲソって噛むのに時間がかかるでしょう。異物感に思えてしまうので私は好まないので。
店2お品書き店4店3
サッシのドアを開けたら「らっしゃい」と言ったかどうか。店主のワンオペです。寡黙で愛想も何もない。カウンターのみ、10席くらいですが、立ち食いではない。椅子席でした。
入って右に券売機があります。かけそばをON、かき揚げをONします。券売機には缶ビール(スーパードライ)250円なんてのもあったな。
店内1券売機
で、券を置いて、蕎麦かうどんかを伝えます。
自販機は奥にもう1台あるけど、給水機とコップが南側にしかないのだ。こっち側で正解だ。
店内2店内3店内4店内6揚げてるところ
天ぷらはすべて揚げ置きです。店内で揚げてますよ。厨房の俎板にはサツマイモの皮が残ってたし。
店内5かき揚げ1かき揚げ2
汁は関東風のイロではなかった。黒っぽくない。
色合も味も薄いです。醤油感はあまりない。昆布出汁か鰹出汁か優しい汁だった。これは関西系だろうか。うどんの方が合うかもしれない。
かき揚げは薄く脆くて具材が少なくて、具はタマネギが主だが衣の占める率が多い。だからボロボロッと崩れやすい。でもまぁ100円ですからね。
蕎麦に入れるのなら揚げ置きで充分です。この薄い汁で揚げたてだと油分が勝ってキツイと思う。
かき揚げ3
かき揚げ4かき揚げ5かき揚げ6
ちぎれてボッチャンと落ちてしまった。
かき揚げ7
気を取り直して再度、持ち上げてみる。
かき揚げ8かき揚げ9
また落ちそうになったのを咄嗟に小ライス上に移したところ。
かき揚げ丼って感じじゃないね。タマネギと小麦粉丼だね。
かき揚げ10
衣が剥がれてムキ出しのタマネギです。剥がれやすい揚げだった。
かき揚げ11タマネギ
蕎麦はネットリ系でデロデロした麺です。都内の「文殊」ほどの歯応えは無い。JR系で下手クソな茹でかたをされて出される粉っぽさもない。意外と蕎麦の量は多い。
蕎麦1蕎麦2蕎麦3蕎麦4蕎麦5
食べやすいけど味が薄めだね。卓上に味変の調味料があるけど敢えて使いませんでしたが。汁を飲んでも薄いし、ご飯の上にウツしてもやっぱり薄いので、これは好みは分かれるでしょうな。
薄味=上品なのかな。でも立ち食い(椅子席だけど)蕎麦は下品じゃないとな。
喰ったら丼と碗とコップを上に上げて、大布巾で拭いて、
「ごっそさん」
「あいがと・・・」
・・・は「ござした」だったかな。
店5
振り返るとこんな感じです。駅前商業ビルの一角、こんなところにあるのかという雰囲気でしょう。綺麗なビルだが駅前の商業ビルとは思えん。このうら寂しさと空きテナントと、人が歩いてない感はどうだろ。
駅チカの路地にあった路面店だったのが再開発で移転せざるを得ずこうなったのかな。
私はかつての市川駅周辺を知らないが、開発前は駅前の雑多な商店街か路地にあって入れ代わり立ち替わり客が出入りして活気があったのだろうね。
安いけど、ネタ的に立地がオモシロいけど、味はそれほど特筆するものはなかった。わざわざ駅から出て探し回って食べにくるほどのことはなかった。
振り返ってみると、何だか寂しいですね。
乗ってきた小舟が遠ざかっていくみたいだ。
店6振り返る市川駅南口ロータリー1市川駅南口ロータリー2
実は駅からほぼ直結されていた。駅そばでも路麺店でもない。地下街でもなく、橋上デッキに繋がる回廊に面した団地内のスタンドだったのです。
再開発後も生き残る為にはああいう場所でも選ぶしかなかったのだろう。
味そのものよりも、ロケーションが印象に残っています。

くるまや バクダンかき揚げ

昨日もそうでしたが数か月前の情景です。
横須賀線G車内で爆睡した。市川駅を乗り過ごして目覚めたらちょうど船橋駅、これから習志野市と柏市を廻るのだが。京成船橋駅に移動するか、北口に廻って東葉高速戦の東海神駅に歩いて向かうかです。
駅前に下りて思い出したのが、熊猫氏が船橋で飲まれた〆に入った蕎麦屋のこと。
店1船橋駅前
この店あるのは知ってたけど、JRから京成へ乗り換える際、デッキから左に見下ろせる店で、もうそのときは上を歩いているからわざわざ下りるまでもなく長年スルーしてましたよ。
車や、くるまや、同じ名前がラーメンチェーンにあるね。1回も入ったことがないけど。信州にこんな名前のスキー場があったような気がする。
下写真のラーメン店と壁1枚隔て隣り合わせになっていてどっちにしようか迷ったんだ。船橋界隈のラーメンは秀逸揃いだからね。海に面してるから煮干系が多い。それに鶏を合わせた系統とかね。
店2どっちにするか1
店4どっちにするか2
でもこのビジュアルを見たらチャーシューが固そうに見えたのと、黒胡椒が点々としてるでしょう。なので止めた。
店3イマイチだな
ではスタンド・・・(・・・じゃなかったんだけど・・・)・・・蕎麦にしましょう。
店6メ2
お品書きのディスプレイを見たらかき揚げがデカいのよ。
デカいというか、厚みがあるのだ。
店5メ1
入り口、間口が狭かった。先客2名様がタッチパネルに悪戦苦闘しておられる。
おや?タッチパネルが2種類あるぞ。
その奥は鰻の寝床のように細長い。窺ったらスタンドではなかったのだ。椅子席だった。壁際にカウンター席が続いているのだ。
ああ、熊猫氏が仰ってたな。椅子席だって。
店内1入口間口狭い
店内2タッチパネル券売機1
店内3タッチパネル券売機2
券売機が2台ならんでる。タッチパネルだが松屋なんかより全然簡単でした。
では食券を何処へ出すんだ?お店のずーっと置に持っていくのか。奥まで歩いてって券を渡した。
券を渡して呼ばれるまで厨房近くで待機してなければならないのだ。
調理は向こう(大陸か半島)の若者でしたね。
店内4奥の提供口
振り返ったところ。鰻の寝床みたいでしょう。席数は多い方です。
見てると皆さん、券を置いて、取りにいって、空いた器を奥まで持っていく。往復運動を2回か3回繰り返すわけよ。冷水器も厨房手前にあるからね。
こんな悪い動線で渋滞しないのは、間口が狭いのと、タッチパネル券売機で迷うから、そのお陰で店内が大渋滞にならないで済んでいる感がある。
厨房手前左壁にウエイト席が3人分あって、私はそこに立って待ってた。
「南番のお客さまぁ」
番号で呼ばれる。注文した品は呼ばない。番号だけです。
やっぱりイントネーションからして大陸か半島の人らしい。
店内5振り返る
ブ厚くまぁるい爆弾みたいなかき揚げがが別皿で提供されるスタイルだった。
蕎麦1かき揚げ1
真横からみたら、蕎麦の丼よりかき揚げの方が高いような気がするぞ。汁が少ないな。
蕎麦2かき揚げ2
かき揚げ3
まるめてかためたようなかき揚げは地球外からの異種生命体に見える。
突然フワフワと浮き上がって、人間を驚かせて、外に飛んでっちゃって、ビルの向こうで光と爆音がして巨大化して宇宙怪獣に化けそうである。
かき揚げ4
蕎麦3
蕎麦4蕎麦5
蕎麦6蕎麦7蕎麦8
かき揚げに圧倒されましたが、蕎麦は10割って触れ込みなので先に蕎麦だけすすってみた。
平たい蕎麦はボソボソしてた。やや固い感がした。茹でが甘いんじゃないかなぁ。
私はこのクラスで「へぇ、10割ってこういうものなんだ」と素直に思ったよ。美味しいかそうでないか以前にこれが10割なんだねと。
期待してないけど10割と謳っている以上は少しは香を期待するじゃないですか。そういうのは全然ないです。小麦粉とかの繋ぎが無いのは確かだな。だからボソボソしてるわけですかね。
機械で押し出した蕎麦でしょう。そうでなかったら茹で、食感にムラが出るわけでさ。それがいいっちゃぁいいんでしょうけど。
お店の若いのに「私が蕎麦オンチでよかったね」って言いたいね。
これがうるさい蕎麦通の客だったら何て言うだろうかね。
さて、問題のかき揚げですが。円柱型をスライスカットしたかき揚げ、私はオペレーションを失敗しました。別皿にしてあるから皿の上でバリバリ砕いてから丼に移せばよかったのですが、いきなり箸先で摘まみ上げてベチャンと蕎麦の上に落としたもんだから蕎麦の上で砕くハメになってしまった。
皿の上で砕いたら飛び散ってその辺が汚れるだろうと思ったのでそうしたのですが。
蕎麦9かき揚げ5重たい
蕎麦10かき揚げ6浸す
上から押しつぶすように沈めようとしても沈まない。汁が少ないからです。丼が低いからです。
蕎麦11かき揚げ7砕く
力でちぎって摘まんで食べてみたらいい感じなんだけど。
蕎麦12かき揚げ8摘まむ
最初はかき揚げがなかなか汁に馴染まなかった。丼底が浅いから汁が少ないのですよ。ケチな丼です。そのうちかき揚げが汁を吸って蕎麦も伸びる、ただでさえ少なめの汁がどんどん減っていくんだな。
かき揚げ自体は食べ応えはありますよ。店内で揚げてたと思う。揚げ置きだろうけど揚げたてて数分置いたのかな。
ガシガシしているのをしっとりさせるのがタイヘンだったが、具は玉ネギ、ニンジン、ゴボウ、そしてサツマイモ!
具より具を纏う衣の方が多いなんてこともないです。鬼のようなかき揚げです。
圧巻のボリュームです。これに似たかき揚げがどっかにあったな。味奈登庵だったかなぁ。
蕎麦14かき揚げ9馴染ませようにもなじまない1蕎麦15かき揚げ10馴染ませようにもなじまない2
蕎麦16後半戦
蕎麦17蕎麦雑炊
かき揚げをホグしながら蕎麦を味わうつもりでしたが、かき揚げだけ味わって終わってしまった。バランスがね。やっぱりデカけりゃいいってもんでもなさそうだね。
あ、蒲鉾があったんだ。要らないかもね。拍子抜けした。
蕎麦18蒲鉾脇役以下
蕎麦オンチの私ですが、スタンドでも10割蕎麦ってこういうものなのかな。やっぱり2割8割とか、繋ぎがある方がいいのかな?
ご馳走様でした。セルフスタイルなのに客に下げさせておいて洗い場の男性は愛想はまったく無いです。洗い場の仕事を増やさないでよって感じでした。
店7
後から後から客が入ってくるよ。間口が狭いので出るとき入って来ようとする客とお互い除けてるのに肩が触れたもの。
JRが展開している何処も同じ味、モノしか出さないスタンド駅蕎麦よりは全然マシでしたよ。何しろあの爆弾かき揚げが凄かった。大人のスナック菓子だった。
全席椅子、タッチパネル食券、セルフで店内を往復する、椅子席なのに落ち着かない忙しない店、立ち食い蕎麦の椅子店って感じですね。

うい-んは閉店したのか?

少々前の情景になりますが。
車内アナウンスで我に返った。
「この電車は横浜線各駅停車八王子行きです。時間調整のため少々停車致します。鶴見、川崎、品川方面へは参りませんので、4番線に参ります京浜東北線にお乗り換えください」
あ、いけねっ、間違えた。
関内駅チカの公用先で事前相談を済ませて鶴見区に向おうと京浜東北根岸線に乗ったつもりが横浜線だったのだ。
東神奈川駅に着いて今のアナウンスが流れるまで全く気が付かなかった。危うく飛び降りた。
そしたらホーム前方から非JE系のスタンド、日栄軒から汁と揚げのいい香が漂ってきたぞ。
鼻孔を、食欲をくすぐられるじゃないか。
東神奈川駅1
迷った。でもすぐ4番線に9:15赤羽行がきたので、駅蕎麦への迷いを振り切って乗車、鶴見駅で下りたんだけど。
東神奈川駅2
鶴見駅前1
さきほどの東神奈川駅で嗅いだ香がまだ鼻腔に残っている。脳下垂体がスタンド蕎麦とかき揚げを欲した状態を維持している。
そうだった。久々の鶴見駅前には、うい-ん」があるんだった。
駄目だ。我慢できない。禁断症状だ。喰おう。部下に任せきりで滅多に鶴見で下りなくなったので久々だしな。
うい12うい3うい4
入って左を向くと券売機があるんだけど、朧気に光る旧式券売機は生息吐息に見える。
都内某所で私がときどき行く町中華「ボロ券売機の店」を上回るクラシックさである。
うい5券売機
500円玉を入れたら拒否られたからね。新しいワンコインじゃないよ。もしかして500円玉自体に対応できない券売機なのかな。
千円札をビビビビビと突っ込んだらプラ券がカタンと音を立てて落ちてきた。この辺りも前述のママが私と同年でときどき行く町中華「ボロ券売機の店」に酷似している。
釣り銭ハンドルを「優しくまわしてください」下に押したら釣り銭がジャラジャラジャラ、音を立てて落ちた小銭にはワンコインが混じっていたがな。
オバちゃんが聞いてきた。
「そば?うどん?」
「そば」
おばちゃんはもうひとりの相方に大きい声を上げた。
「ハイ天ぷら蕎麦ぁ」
「ハイ」
返事は小さかった。オバちゃんにプラ券を渡して、折れ曲がった大型カウンターの端、給水機に手が届くところに立って待った。このj給水機、ボロく見えるからチョロチョロしか水が出ないだろうと思って押したら勢いよくジャーッと吹き出しやがった。
うい7
全席立ち食いスタイルですが背後に空間があってドアが開け放しになっている。狭苦しさは感じない。でも外から丸見えだね。
うい6
年配女性のツーオペで、もうひとりのオバちゃんが頼り投げな手付きでオペにかかっている。
店内ゆったり、オペもゆったり、こちらもゆったり、スタンド蕎麦にしては若干の待ち時間があるのは、オバちゃんがご高齢だからと、駅ホームにないからだろう。電車の発着時間を気にしなくていいからである。
うい10うい11
かき揚げ1かき揚げ2かき揚げ3
店では天ぷらと呼びますが、かき揚げと呼ばせていただきます。ペッタンコでしんなりしたかき揚げ、持ち上げたら自重でボロボロッと崩れ落ちた。ボッチャンかき揚げである。
かき揚げ4
かき揚げ5かき揚げ6
かき揚げ7かき揚げ8
若干少なめで醤油色の蕎麦汁、まぁ省エネ蕎麦ですね。380円だから長いこと価格据え置きなのかもしれない。
蕎麦はしんなりしている。モサモサ感はない。蕎麦の香なんかしないよ。
かき揚げを汁に浸す。揚げ油のコクが溶け出す。甘味と醤油味が混ざり合う。
美しくないけど美味しい。チープでジャンキーですが、汁が無駄にないだけに美味しいですね。
かき揚げ9
かき揚げ10かき揚げ11
向こう端にいる男性はどうも社長さんらしく売上金を回収していた。
オバちゃんと何かくっ喋っている。券売機が空きっ放しで、カレーライスでも追加で喰おうと歩み寄ったらカレーはバッテンになっていた。このカレー販売休止で少し胸騒ぎがしたのだが。
うい8
昭和感満載である。若いのにはお薦めできない。「昭和って何?」「知らないよ」と鼻で笑われる以前に店の前を「??」小首を傾げてスルーされるだろう。
昭和、平成を経て時は令和、駅蕎麦、立ち食い蕎麦、スタンド蕎麦は絶滅危惧種寸前である。
若者たちが利用してますか?
あまり見たことないな。若い子は駅のホーム上で忙しなく食いたくないでしょう。利用するのは私みたいな年寄りやオッさんばかり。若いのは良くて企業系のチェーン店に流れるだろう。
(東急のシブ蕎麦は意外と若いのがいたりするが。)
店側も若者客を開拓する努力をしてない。「ウチらで終わりだよ」と半ば諦めきってるところが見受けられる。「いまどきの若い子は来ないよ」「ウチみたいな店に来るわけない」である。端から諦めてる。次世代に繋がるとは思えん。
店舗の外観、 内装、キャパ数、雰囲気、厨房にいるオバちゃんオジちゃん、そして単価、揚げ置き、茹で置き、それら全てが絶滅寸前である。
何故「うい-ん」というのか。ググればどっかに出て来ますよ。私は人に聞かれたら「創業者がオーストリアに行ったんでしょう」そう答えるようにしている。
滅多に行けないけど群馬八幡でときどき会うG屋の社長さんが工事関係でここ鶴見に来て「うい~ん」を時々利用するそうだ。
券売機にカレーが中止になってたのを今度会ったら言っておこう。
だが。。。
うい2うい1
休業1休業2
休業3
現在、休業中なのです。カレーがバッテンになってたのはそういうことだったのか。高齢化による人出不足だろうか。
5月で閉店したという噂もあるが、この写真は8月半ばです。閉店とは書いてなかった。
だが、再開する噂も聞かないし、休業中でそのままフェイドアウトする店もあるからなぁ。
私は群馬八幡にメッセした。
「鶴見のスタンド蕎麦、休業中の貼り紙が。閉店したという噂も」
ママからG屋の社長さんに伝わった。反応は「マジか?」だった。
またしても昭和のスタンドが滅ぼうとしている?

西へ。。。東へ。。。日帰り。。。

「ジャンさん、いついつ静岡に行けますか?」
ある人からそう振られた。急ぎの案件だった。行けなくはない。「朝礼と部署のMTGをすっぽかせば行けますよ」
私に振って来た人は午前中の会議に出なくてはいけない重い立場の人だから、定年過ぎて嘱託社員になった私に振ってきたのだろう。もう私は会議なんて関係ないからね。
「いいですよ」と受けたんだけど、頼んで来たその人は、それ以前に埼玉のネタも私に振ってきてるんですよね。それも同じ日に出すのだよ。
ってことはですよ。朝イチで西へ向かい、済んだら急いで東京本社に戻ってから、改めて埼玉に向わなきゃならなくなった。振り子のように。
旅1新横浜駅
5:30起床、出たのが6:30、市営地下鉄乗車が6:50、新横浜に着いたのが7:30、こだま705に7:45乗車、こだまってひと駅ひと駅、律儀に停車して、ひかり、のぞみをやり過ごすから時間がかかる。
自由席車内で開封した崎陽軒の稲荷寿司、コンビニに比べたら割高だが。
旅2崎陽軒稲荷1
これ、神奈川エリア限定商品らしいですよ。
でもパカッと開封したら何のことはない。至って普通の稲荷寿司でやんの。シウマイでも入ってるかと期待したが裏切られた。
煮汁が染み込んだ揚げ、噛むとジュワァンと甘しょっぱい旨味が口中に広がった。酢飯には白胡麻と生姜が少々混ぜてあった。
缶ビール飲まないのかって?
朝から飲みません。私は昼酒はしないし、移動とはいえ勤務時間なんだから。
旅3崎陽軒稲荷2旅4崎陽軒稲荷3
静岡に8:47に着いた。始業9時前に合わせたのよ。真面目だからね私は。
私の個人的な見解としては、9時に新横浜スタートは図々しいにしても、箱根を越えて三島とか、JR東海の領地に入る辺りで乗車移動時間でも勤務時間に充てて欲しいんだけどね。
旅5静岡駅
静岡で3両編成の東海道線にギリ飛び乗れた。1番線に停車していた東海道線は6両編成だったのを3両に切り離したらしく、回送電車側にいた職員に「まもなく発車時間になりますお急ぎください」急かされて飛び乗った後部車両は回送側から追いやられて乗り換えを強制された乗客でゴッタがえしていた。大学生さんの大群でさ。切り離さないでそのまま6両でいけばいいのに。

こっちは昼過ぎに一旦本社に戻って、午後イチに私自身のラウンド後で埼玉に向かわなきゃなんないので急いではいるんだけど、朝から静岡で午後から夕方にかけて埼玉、長距離移動のスタートとエンドだけ決められているので、途中でアクセクしてもしょうがないとペースをダウンした。私の焦る気持ち以上に行程が遠かったのである。
でも現地での滞在時間は短く、タクシー使ったり、現地の社員のくるまに同乗したりして、10:30には静岡駅に戻ってきたという。
これ、3番線4番線ホームにある東海軒、富士見そばのスタンド、
スタンド1
12時台には本社に帰社してこっちの書類を校正、印刷しなきゃならないので、今、ここでネタがてらランチを済ませてしまおうとスタンドを覗いてみたら、同じ電車で降りた乗客で向こうから来日したとおぼしき観光客、パパ、ママ、上の子、真ん中の子、下の子、お友達たちが、駅ホームにあるスタンドが珍しいのか、歓声を上げながら殺到してるのに出くわした。ママは薄いPCに搭載したカメラでスタンドを撮っていたからね。
スタンド2
巻き込まれたら敵わん。数多いほと強いし。スタンドでひとりオペのオバちゃんも仰天しただろう。椅子テーブル席の食堂ならまだしもスタンドはひとり1碗が常識である。パパママの碗を子供らに分け与えるのはルール違反ともいえる。
私は1時間半前に駆け上がったばかりの1、2番ホームに目をやった。そこにもスタンドがある。
スタンド3向こうに行こう
スタンド4こっちに来たところ
1番、2番線に駆け上がってきたところ。
吹き曝しである。メニュー写真がひと品ずつ貼られていた。飾り気がないスタンドだが、このメニュー写真のせいで辛うじてイロが付いている感じだ。
意外にメニューが多いのだ。ちょっと変わったのもある。チーズそばとか。
私はこのスタンドでたぬき蕎麦を食べたことがある。「揚げ玉少なめにしてくれ」って言ったら「できないんですよぉ」といわれて何でだ?と思ったものだ。
13:30にはクローズしてしまうのです。
スタンド5
時代遅れの旧いタイプの券売機で券を購入、
スタンド6券売機
カウンター上チケット置きがある。厚紙とゴムでできたマニファクチャァなチケット置きに券を挟むのです。
スタンド7
ひとりオバちゃんのオペ、どういうオペしてるのかよくわからなかったが、丼にそばつゆを入れ、それだけではなく何かを入れた感がする。ネギ脂だという説がある。
厨房は広いとはいえないが雑然としてないのがいい。ひとりでオペしやすいように配置してあるみたい。
スタンド8スタンド9ラ1
メンマ、ナルト、蒼い細ネギがパラパラ、チャーシューなのか鴨肉なのかわかんないけどハムかな。
ラ2
汁が甘い。しょっぱくない。いや、醤油味だからしょっぱくないわけないんだけど、それ以上に甘いのは何かの脂を投入したんだね。
そのまんまだと蕎麦汁に中華麺を放り込んだだけだからね。脂がテラテラ光っているでしょう。
ラ3
細かい細ネギ、静岡はこういうネギが多いですね。
ラ4
チャーシューはやっぱりハムだった。
ラ5
メンマはまぁまぁ美味しい。
ラ6
ナルト、別になくてもいいけど。
ラ7ラ8ラ9ラ10ラ11ラ12
麺はやや茹で過ぎでコシが弱く、やわらかく、表面ツルツルスベスベ、カサカサした割り箸だからいいけど、これが普通の箸だと滑って落ちちゃいそうだ。
途中でオバちゃんが冷水を汲んであげるわよと様子を伺ってきた。自販機でペットボトルの冷水があるので、口には出さないでボトルを見せて「大丈夫、あるから」
甘いなぁ。これは街中華のラーメンじゃないな。駅スタンドで蕎麦汁をベースに中華麺を投入した似て非なるモノですよ。
良くこんなんで今までやってこれてたなと思うが。駅スタンドの文化ということにしとこう。
暗黒汁が残っている。
ラ14エンドスタンド10
スタンド11向こうはどうなったかな
旅12帰京2
富士川を渡るところ。船山温泉はこの先にある。
旅14船山は彼方に
12:30、帰京、出社、依頼者に報告した。
窓口でちょっとヘンな突っ込まれ方をしたのでそれも伝えた。「そういう言い方をされたんですか。それだと知ってる人しかその場で対応できないですね」知ってる人=私のことだが、そうやって労われながらも私はもうひとつの依頼で夕方まで埼玉に向わなきゃならない。
私は自分の業務案件を最終校正、印刷して14時に埼玉に出ようとした。
「静岡からお戻りなのにまたおでかけですか?」(女性社員)
「ウン。今度は埼玉」
「行ってらっしゃいませ」と見送られ、15時にさいたま新都心へ着いた。そんでもって16時半にまた帰社したのよ。出るとき「行ってらっしゃいませ」と言った女性がまだ席にいて「戻られたんですか?」絶句してた。
「まだ早いよ。1件書類作れるし」と返したが私ってマジメだなぁと悦に浸った。
でもそれも一瞬だけで「戻られたんですか?」と言われて、朝早かったから直帰してもよかったかなと緊張感が抜けてしまった。
静岡、東京、埼玉、また東京と、柱時計の振り子みたいな動きをして疲れた。電車に乗ってる時間の方が長かった。
この日はジャン妻は不在で、私は大船にひとり飲みにでかけたのですが。。。

揚げたて駅うどん

JR川崎駅の橋上中央改札にある時計台で「美味しいね」Blog、みぃさん&旦那さんと待ち合わせしたのですが、その時計台から見て品川方面の改札内に「アトレ川崎」という駅ナカ商店街があって、東海道線ホームに下りる辺りに、駅そばならぬ駅うどん専門、スタンドだけど椅子席の駅ナカうどん店がある。
店1
ディスプレイには「白海老とアスパラのかき揚げうどん」790円がドーンと写し出されていた。丸亀製麺と同じ系列のふたば製麺アトレ川崎店です。
値段的には割高な感じがしますが、駅そばのかき揚げとは全然違うルックスに惹かれたというか。
店3
店4タッチパネル券売機
入口には「ただいまの時間帯は右側でお願いします」とあって、コの字カウンターを半分仕切って右側だけで営っていた。もう半分の左カウンター側ではひとりの女性スタッフが険しい目付きで仕込みか何か作業中だった。
私はコの字の真ん中でポツンと突っ立って、わかっていながらわざとキョロキョロしてやったら、左の女性から、
「右側のカウンター、空いてる席でお願いしまぁす」
お願いされたけど声音と目つきが険しい。「今の時間帯は右側カウンターでって書いてあるでしょ」と言わんばかりであった。または右側で働いている子に「そっちが声かけなさいよ。誘導しなさいよ」のようにも聞こえたね。
吉野家のカウンターを明るくキレイにカジュアルにした感じで、白い丼、この後出て来る白っぽいかき揚げと白いうどん、スタッフの白い衣装に明るい照明が映えます。
店内1カウンター
先に三角いなりが出されました。
三角いなり1
三角いなり2
右に座って券を置いたら冷たいのか温かいのか聞かれた気がする。覚えてない。目に止まったのは大量のかき揚げ在庫、天かすと、デカいボウルになみなみと入った白い天ぷら粉、
店内4揚げ準備
今から揚げるんだ。揚げたてなんだ。それも私の目の前ですよ。揚げてるのは店の女性スタッフで、デカい尻の脇から見えたのは、デカいボウルに並々とたまった白い天ぷら粉に手慣れた手付きでネタをくぐらせ、揚げ油に投入して泳がせ、頃合いを見て引き上げるのです。
揚げてる後半になって声が放たれた。
「ひやなみとおんなみをくださぁい」
奥にはうどんを茹でるスタッフが何人かいて、ひやなみ=冷や並、おんなみ=温並、冷たいうどん並サイズ、温かいうどん並サイズなんですな。それを持ってくる。
振り向いて私に言うには、
「天かすは入れますか?」
「いや、いいです」
かき揚げデカいし、かき揚げから剥離して落ちた天カスもでかいので、固辞しました。
店内3揚げ置き
デカい天ぷら、かき揚げです。平たいタイプではなく上に盛り上がっています。
うどん1
うどん2
うどん3
うどん4デカい天ぷら
うどん6うどんは脇役か?
右側の蓋を開けて青いネギを撒きます。
うどん5ネギを投入
うどんは脇役か。かき揚げに押しつぶされてる感がある。
ネギは隅っこに撒きました。そこしか置けないのだ。それだけかき揚げがデカいのです。
うどん7ネギは隅っこに
うどん8優しい汁
ああ、こういう味なんだ。優しい薄口醤油味、丸亀製麺系だから関西風なんですかね。
私は丸亀製麺や花丸うどんって、レーンの上に盆と丼を載せてネタを拾って載せていくでしょう。あのスタイルが苦手で殆ど利用したことがない。片手にカバン持ってるし、もう片方の手だけで運ぶのが難儀でさ。60肩と神経痛に悩まされてるからです。
うどん9摘まみ上げる
かき揚げを摘まみ上げてひと口齧ったら、揚げたてだから、その、何ていうか、駅そばのかき揚げと違って油が完全には切れきってないのね。
そりゃそうだよな。駅そばスタンドは店内で揚げてる店なんて滅多いないし、どっか他で揚げたのを運び込んで揚げ置き、冷え冷えだからね。
白海老、アスパラ、だけでなくタマネギが繋ぎに入っていた。
うどん10タマネギ
海老が逆立ちしています。そっか。白海老にアスパラだから割高なんだな。
うどん11タマネギと海老が逆立ちしてるとこ
アスパラは衣が剥げやすい。生じゃないけどそのまんまのアスパラはモノによっては筋っぽかったりもするが、まぁまぁ及第点でしょう。
うどん12アスパラ
海老がチクチクします。赤い小海老じゃない。それなりの大きさだからね。海老は結構ふんだんに入ってましたよ。揚げる人の力量や気分にもよるだろうけど。
食べてる間も目の前で女性スタッフが揚げてるので凄い臨場感です。自分が食べてるかき揚げうどんの油香に目の前で揚げてる油香が加わって鼻孔をくすぐった。
だがその揚げ香がだんだんキツくなってくる。
うどん14海老チクチク
衣に覆われたタマネギ、
うどん16衣に覆われたタマネギ
衣が剥がれたタマネギ、
うどん15衣が剥がれたタマネギ
かき揚げと格闘してうどんを後回しにしてしまったが、コシがそこそこ強くて力強さを感じた。市販のパックうどんとは全然違いんだね。
汁の塩気も控えめだったが、かき揚げの油がその薄味に合っている。「油も味のひとつ」と言ったのは今はない門前仲町「浅七」の店主だったな。そのとおりだ。
うどん17うどん18うどん19うどん20
三角いなり3
この残りカスは天ぷら粉だけじゃなくて、海老の残骸が混じっているのです。
うどん21残り汁1
うどん22残り汁2
ふと見たら向こうの左カウンター、さきほど私に「右側のカウンター空いてる席でお願いしまぁす」と言い放った生意気な女性スタッフの前にひとりの男性客が座っているじゃぁないかい。
左カウンターも解禁になったのかな。いや、そうじゃないな。こっちの右カウンター席がいっぱいになったから、止む無くひと席だけ座らせたみたいだね。
というのは、その後に入ってきた客には私に言い放ったように「右カウンターでお願いしまぁす」だったんですよ。
眉を上げて顎も上げて言い放つから剣呑に見えるのだが、こっち右にいる揚げスタッフやコの字の真ん中にいる茹でスタッフたちは誰ひとりとして客を誘導する声を出さないんだな。
左にいて「右でお願いします」だから、左から右に追いやるように見えて、聞こえてしまうのだよ。やっぱり開放している右側のスタッフが迎えるように「こちら空いてる席へどうぞ~」でしょうな。
スタッフ同士の人間関係か力関係かもしれない。
店2
ご馳走様でした。出る前にマスクをしたら油の余韻、残り香が凄いのだ。
そりゃ食カオに、唇の周りに、鼻穴に、スーツ上着やYシャツの襟もとに、ネクタイに、胸ポケットに入れたマスクに油香が付着していた。
贅沢を言っちゃぁ何だが、駅そば、いや、駅うどんでもかき揚げは目の前の揚げたてでじゃなくて、揚げ置きで乾いてる方がいいなと思ってしまった。
あのスタッフたちはプライベートでは揚げ物は食べないんじゃないか。

文殊

馬喰町を変換しようとしたら暴露に変換されたぞ。私のアタマの中とPCはどうなってるんだ。
JR総武快速線の馬喰町駅と、都営新宿線の馬喰横山駅、2駅は前者の東京寄りと、後者の新宿寄りでくっついている。
乗り換え専用の連絡改札を利用すると便利ですが、間違えるとかなり遠回りになる。
コの字を裏返したような構造で浅草線の東日本橋駅にも繋がってる。無理して繋げた感じもする。
今日は敢えて改札外に出て、都営新宿線改札前にある駅蕎麦、文殊というスタンドへ、知恵を司る菩薩様のような名前であります。
JR改札を出て延々歩いくと前方に見えてきます。
馬喰横山駅1
都営新宿線だと改札を出て5秒、券売機前で10秒で入れる立地、殆ど改札に隣接している。そこだけポツンとあるのです。よく営業許可が下りたと思う。
地下だから風雨を気にしないでいいんだけど、券売機の前で躊躇してると、改札をドドドドドッと出入りする乗降客の目に晒される。それが恥ずかしかったりする。駅のホームだと全然気にしないのに。気になるのは外界に接しない地下鉄構内だからかもしれない。
スタンド2
お品書きの板にディスプレイが挟まっている。
スタンド3メ1スタンど6メ3
外人さん向けの写真メニューがあって、
スタンド7メ4外国語
Hot SOBA/UDON noodles
You can chenge it hot to cold
50 yen will be added for cold noodles
KAKIAGE
TANUKI
SHYNGIKU
KITSUNE
NASUTEN
TORORO

What?
何だか笑える。スペルあってますかねこれ?
これで外人さんに通じるかな~
私は「???」だったよ。タヌキの英語は知らないがキツネはFoxだよね。
英語のみです。大陸語や半島語はなかった。ところが券売機は日本語のみで英語で併記されてないのだ。外人さんは写真メニューで日本語に訳してから券売機ボタンを押すわけですな。
スタンド8券売機
日本を跋扈している外国人観光客は日本人より日本語が堪能だったりするけど、読み書きまで求めるのは酷らしいからね。駅蕎麦という文化を母国に持ち帰ってどう吹聴するのやら。立って食べるわけだからね。
もうスタンドではかき揚げ蕎麦と決めているので、470円をON、プラス、トッピングにホウレンソウ、プラス、お握りを1個、
「お握りはどれになさいます?」
「じゃぁ、これ」
何でもいいやと思って適当に拾った。オカカ、昆布、明太子か鮭かわかんないけどピンク色したのと3種類あった気がする。
スタンド内揚げ置き
スタンドにしては少々時間がかかったのはレンソウがプラスされたからかな。でも麺は茹で麺ではないようです。見たらちゃんと茹でてましたね。
そば1そば2

そば3ボケてますが1そば4ボケてますが2

そば5レンソウ

そば6軽いかき揚げ
デフォでワカメなんか入ってるより青々したレンソウの方が豪華に見えます。かき揚げを退けたらそこにもレンソウが敷いてありました。
かき揚げはタマネギ主体です。崩れもしない。しっかり固まったタイプで、それでいて軽い。
そば8かき揚げの下にもレンソウ
かき揚げを汁にズブズブ沈めます。沈めるとかき揚げが汁を吸って汁が少なくなるのは仕方が無い。
そば7かき揚げズブズブ
細い蕎麦、というか、白い麺みたい。のど越しがいい。
カツオ出汁が効いた汁にタマネギの甘さが沁みて美味しい。そして、かき揚げの衣が溶け出す。
後はお定まりのグチャグチャになります。
そば9そば10そば11そば12
立ち食いにしてはレベル高い方だと思います。レンソウを追加したのもあって品がいい感じがした。
ところがこの品の良さを落とす広告が貼ってあって。スタンド内にはイロんな媒体で紹介された記事が幾つか貼ってあったけど、私の前にはこんなのがあったのよ。
スタンド5メ2
アサ芸じゃないですか。
まだあるんだ。大衆紙で購入者の殆どは男性でしょう。
スマホに押されて最近は見なくなったが、電車内でこれを見てる輩へ向ける女性客の視線の白いことったら。
それに載ったからといって「ふぅ~ん」てなもんですが、これはいつ頃の記事なんだろうか。表紙の女性は誰なんだ?
これのせいで少し品下がった感はある。
スタンド9
お握りを撮り忘れたけど、撮るまでも無かったのは、コンビニやお握り専門店に並んでる既製品ではなくて、どうもお店でオジさんオバちゃんが手で握った感じで、手作り感が満載だった。
店の厨房で握ったというより、家々の台所でお母さんが、お婆ちゃんが握ったようなお握りでしたよ。
馬喰横山駅2
改札の袂です。嫌が王にも目に入る。この写真を撮るのに時間がかかったよ。人がどんどん流れて上がって来るので撮り難かったのだ。
都営新宿線改札に入ってぐるっと廻るとこんな感じで(下写真)メニュー写真が小さいですね。
遠慮したのかな。改札の外に出れば乗客が一般客になるから客誘致もオッケーだけど、改札内への表示は「控えめにしなさい」なのかもしれない。
スタンド10改札内から

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