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残暑の相楽(味噌ネギチャ)

店1.
蔦に絡まったボロい名店、「相楽」の側面と背後を見ています。
世に名店あれど、こういう立地、ロケーションの店ってないと思う。
背後のアスファルト?が掘られて積み上げられてる。何をやらかそうとしているんだ?
まさか「相楽」の水道管をわざと傷つけて立ち退きを早めようっていうんじゃないだろうな。
と、穿った見方はさておき、
店2店3店6店7
メ1メ2
「いぃらぁっしゃぁ~い」
奥の厨房からママの声が木霊のようにかえってきた。
さて、今日の店内で涼しい場所は何処だ?
壁と漫画棚に向いてるカウンター席で、風が吹きつける場所は?
店内1店内2店内3店内4店内5
この位置だね。マンガ棚の前しかない。
窓は上の方にある。壁に向かっているとただでさえ薄暗い店内が余計に暗く感じるのだが。
「何にしましょ?」
「味噌ネギチャーシュー・・・」
私は言う力が萎え、小さい声で絶え絶えに訴えるように言った。
「スープは」
「こってりぃ・・・」
「ライスは?」
「お願いしますぅ・・・」
・・・は消え入りそうになった。
入口側のエアコンは稼働しているが、あまり涼しくない。お世辞にも快適な店内ではない。入口上のエアコンからときおり風が吹きつけるけど弱い。
そういえば店頭のメニューボードからカレーが消えてたな。暑いから出ないんだろう。気候が熱いから出ないのではなく、店内が涼しくないから出ないのである。
こういう暑い時期でも食欲旺盛な人っているもので、私の左右にデブ客が2人デンと鎮座している。後から来た方は、
「親子丼セット、麺大盛り」
いやアナタ、そりゃ食べ過ぎってもんでしょ。
まぁいいけど。
セルフの冷水ボトルも汗をかいている。
店内6店内7
観たくもないTVだけど、気になるニュースが流れていた。この日の午後、東電福島第1原発の処理水海洋放出が始まるんだ。
あまり政治の話はしたくないが。
K総理は国民の意見を聞いたフリをする。そして強行する。国民から誹りを受けようが結果を残すのが政治家だからね。ましてや日本の首長なんだから。
関係者100%の理解を得るにはほど遠いのはわかるが、K総理は国民の不満へのフォローが無く、その場しのぎの機嫌取りのうえで「やります」を言う。だから信用を無くす。
そしたら海の向こうの大陸政府は対抗措置として日本産水産物の全面的な輸入停止に踏み切ったね。だったら日本近海まで来て操業するなよって言いたいね。
昨夜行った海産物を扱う居酒屋で女将に言われたのが「ウチみたいな小さい店でも嫌がらせの電話がかかってきました」んだってさ。
私的には未来永劫、大陸や半島に版図を依存するのではなく、国内需要を増やして内部拡大して欲しいんだがなぁ。皆さんだって国内の新鮮で美味しい海産物食べたいでしょ?
全漁連のS会長がN村経済産業相に禁輸措置撤回を迫るよう申し入れたそうだが、N村大臣は「厳重抗議する」だけです。抗議しかできないのだ。向こうは外交カードに使っているだけだよ。
そのN村大臣は昨日23日「明日にも処理水の海洋放出を始める」そう言った後で福島産のサンマ干物や海鮮丼、三陸産のマグロを試食された。パフォーマンスでもリップサービスでも、処理水放出後にやんなよ。前日にやるなんてさ。
N村大臣はコロナ禍のときに悪い面でメディアに出続けてカオが売れたが、この程度のお〇カさんだったのかと失笑したよ。まぁその後も25日だっけか。海産物を食べてアピールはしてらっしゃったけどね。

(あまり政治の話はしたくないのだが、現役を引退したら毎日グルメネタってわけにいかないし。時事ネタも入れざるを得ないかもしれんな。)

そんなことを考えてたら、味噌ネギチャーシューがキタぞ。
ネギ味噌チャ1ネギ味噌チャ2ネギ味噌チャ3ネギ味噌チャ4
手前にチャーシュー4枚、向こう側に白髪ネギ、昨日Upした醤油のネギチャーシューと一緒です。真ん中にフワッと盛らないで向こう半分に盛ってあります。
ネギだけ摘まんで退けてみた。そして改めてわかったのは、ホントにネギとチャーシューだけなんだよね。メンマやハーフカットのタマゴ、小松菜、モヤシどかは全く入ってない。
ネギ味噌チャ5
ネギを味噌スープに浸して尖りを和らげ、麺と一緒に噛もう。昨日の記事でわかった「扇や製麺」は美味しい麺だが伸びやすいです。伸びても味が落ちない麺です。
ネギ味噌チャ6ネギ味噌チャ7
チャーシュー、一見固く見えますがひと口噛むと残りがボロボロとほぐれ、崩れ落ちます。
ネギ味噌チャ8
美味しい麺です。麺だけ食べても麺とネギで食べても美味しい。
味噌スープに塗れたネギとチャーシューで白いご飯を食べるともう相撲部屋の豚味噌ちゃんこ鍋感覚である。
後半戦では麺がちょっとダマになってたりした。
ネギ味噌チャ9ネギ味噌チャ10ネギ味噌チャ11ネギ味噌チャ12ネギ味噌チャ14
ご馳走さまでした。今日の会計は920円、1000円札1枚と10円玉2枚渡した。
店を出たらモワァッとした空気で、目の前で私が向かう先のバスが出てってしまった。
急いで行っても先方は12時~13時は閉まるので、地下街を戻って駅前のデパートで涼んでから向かうことにした。
店5店4店11
店を振り返る。いつまであるか「相楽」・・・。
いずれ裏手に槌音が響いたら、この店は消えることになるだろうか。
今日、ここに来る前、本厚木一帯にスコールがあったらしい。路面が濡れているね。
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ネギチャ相楽(麺の正体)

小田急線が減速して本厚木駅に滑り込む車窓から、ダダっ広い駐輪場跡地にとバスロータリーに挟まれ、意地でも退かずに頑張っている相楽が見える。
再開発前、風前の灯である。
店脇に重機が3台停まっているのが見えた。ヤバい予感がした。店が解体工事の憂き目に遭ったように見えた。
店0やややっ!重機が
だが近くに寄ってみたらそうではなく、アスファルトを剥がした形跡が伺えた。何かの基礎工事だろうか。
だが工事=再開発=相楽の存亡に直結するのだ。
店2重機が2店1重機が1
境界は工事フェンスで仕切られている。
鉛色の空はダブル台風の日本列島接近で南から北上してきた雨雲だが、存続が危ぶまれている相楽の頭上に暗雲が垂れ込めている。工事重機と併せてイヤな予感がしまくりである。
店3屈強の工事フェンス店4店5店6
おや、網戸じゃない。引き戸だ。ということは店内エアコンが稼働しているんだな。
締めてあったのでいつもよりは空調が効いていた。
「いらっしゃぁい」
厨房から木霊のように声を上げたママが私が入ったタイミングで灯りを点けたのだが、既に先客さんがひとりいたんですけどね。点け忘れたのだろうか。
メニュー載せます。目の前の窓から明かりが差し込んで反射するので、脇に置いて。
メ2
今更ながら気づいたんだけど、この店、ぜんぜん値上してないです。
ラーメン520円ですよ。
700円から800円、下手すりゃ1000円近い都内の値段に比べたら格安です。
どっかでコストカットしてるんだろうけど。
メ1
メニューを見たら冷やし中華が黒く塗り潰されてるやがる。
では他に冷たいのはというと、
「つけ麺ってできるの?」
「できますけど辛いのですよ。大丈夫ですか?」
「辛いのかぁ。辛いのは苦手で。じゃぁネギチャーシュー」
「スープは?」
「こってり」
冷やしは塗り潰されてるし、辛いつけ麺はパス、あっさり温麺に鞍替えした。
ママがTVをONした。高校野球が映し出された。
この店で学生さんを見たことないけど、部活帰りの高校生が似合う店でもあるな。
高校野球はすぐワイドショーに切り替わった。この日の午後、日大アメフト部の薬物事件で、大学側が記者会見を行うことになる。
メ3店内1店内2眩しいカウンター席店内3店内4TVは高校野球
ネギチャ1ネギチャ2ネギチャ3チャ4枚ネギチャ4白髪ネギフサフサ
白髪ネギがドッサリ、水で晒してないのでそのまま齧ると辛いです。チクチク歯茎に刺さる。
いったんスープに浸します。
ネギチャ5浸す
ネギチャ6ネギを摘まむ
チャーシューは背脂ベットリ、このトシで背脂にハマるとか自分でも困ったもんだと思う。
ネギチャ7チャーシュー
レンゲがデカいので、すくうとカチャカチャ音がする。天井が高いので響く。
ネギチャ8スープネギチャ9麺が美味しい1ネギチャ10麺が美味しい2ネギチャ11麺が美味しい3ネギチャ12麺が美味しい4ネギチャ14チャーシューと麺
ユルく縮れた中細麺、この麺は美味しい。すすった時に香りが立つんですよ。
とあるレビューで誰かさんが「香りがいいので水で食べれる」と言っておられたが、クセなく和み感が出る。伸びても美味しいという。
ネギとチャーシューと冷めた具が多いので必然的にスープはぬるくなるのですが、ぬるくなっても美味しい。このユルさがいいですね。
ライス小さいけどギュウギュウ詰め、白菜浸は相変わらずしょっぱい。ラーメンスープより塩気が強い。
小ライスギュウギュウ詰めしょっぱい白菜浸
私の前の客が会計で小銭チャラチャラ、渋滞したら店主の叱咤がとんだ。
「おうぃ早くこれ、出しちゃって」
「ア、ハイ」
出されたのは半ラーメン、半炒飯セットだった。随分少ないなぁって思った。半餃子(3個)でもつけないと私には足らないね。
その後でお会計、
「ぜんぜん値上げしてないんですね」
「え?値上?そう、してないんですよ。だからキっツいですよぉ。笑」
過去の写真フォルダを見たら初めて来たのは2020年12月で、そのときから価格据え置きなんですよ。
店7店8
店を出たら、右から軽のワンボックスが店前の歩道を一般道を走行するように走ってきて店前で停まった。
おっさんが後部扉を開けたら店で出される麺の箱が積んであって、箱2つを運んでいった。箱には扇や製麺とある。
厚木市内にある製麺所だそうです。あまり聞かないメーカーだ。
調べてみたら1962年創業の老舗で、神奈川県内で地元の飲食店に納品しているようです。中華麺、うどん、焼きそば、ギョウザの皮、蒸しめんとかも。
あの美味しい麺の正体がわかったぞ。
店9ワゴン車扇や製麺
おっさんが店脇のガレ道を歩いて裏から納品するところ。
店10
裏手の工事と今後どうなるのかは聞けなかった。
いつか聞いてみるか。聞いてもママは答えてくれるだろうか。答えようがないのではないか。
「相楽」はいつかはなくなるだろう。私の定年の方が早かったし今日まで持ちこたえてるけど、再開発=撤退がそこまで来てるので、「今更値上げしても」と思ってるのかも知れない。

赤いネギ

暑い昼前、店の前で立って開店を待っています。
私は2番めで、写ってませんが1番待ちの屈強な男性が前にいるのです。その男性はこの炎天下に待ってようか他へ行こうか思案しているように見えた。
ア、煙草吸ってる、ダメですよ港区の路上では。
店1
店2夏空店3
11:30過ぎて私の背後にも2人並んだ。一定の間隔を空けて。
「JRと一緒で、11:30きっかりに開いたことなんてないよ」
私は前を向いたままで、背後の人に聞こえるように呟いたが反応はなかった。2~4分遅れて開くのはしょっちゅうなんだよね。
前の男性はいったん去りかけたが、私はすぐ前に詰めずに、
「いいの?もうすぐ開くでしょ」
腕を伸ばして店の扉を指し「待ってたら?」というゼスチャーをした。男性はそうだなぁと苦笑しながら戻ってきた。
この界隈は再開発工事の槌音がそこかしこで響いており、前からあった店がある日突然閉店になるのはザラです。だから何処も混むのです。ランチ難民が餓狼のようにうごめいているのだ。
外回りの私と違って内勤者は昼時間が1時間と限られているから、混んでても並ばないと昼のエサにありつけないのだ。
店4
3分遅れで開いた。炎天下の3分は短くないぜ。先の男性は店内に入ってからママに1万円札両替をお願いした。なので私に「お先に」と譲られた。
なかなか開かなかったのにせっかちな姉ママは、券売機で購入する前に、
「ハイご注文お決まりの方先に仰ってくださぁい」
姉ママはそう言うが問題なのはボロ券売機の調不調である。いちばん客の私だがちゃんとプラ券は出てくるかな。いきなり券が出てこなくて釣り銭だけってことないか。
ちゃんと出てきた。
「何?」
「醤油ラーメン」
姉ママは弟さんに、
「ヤナギ」
これは店内の業務用の隠語で普通の醤油ラーメンのことです。ヤナギ=柳麺(リューメン)ですね。餡で絡めたサンマーメン風の野菜ラーメン醤油味が別にあってそれは「モヤシ」と言います。
弟さんに「ヤナギ」と言ったが弟さんの出番はないのだ。姉ママが黄色い麺を茹でて、丼にスープ注いでタレを溶かして、麺を移して具を載せるだけ。
そこでひとひねり。100円玉を2枚置いて、
「ネギとバター追加」
「あいよ」
ネギは白髪ネギを赤い辛いタレで和えたヤツです。この店での定番だとネギ味噌だね。それを敢えて普通の醤油ラーメンにトピして、発汗&ビタミン補給、冷水ボトルから水分補給のうえで炎天下のラウンドに出よう。
さきほどの屈強な男性さんは炒飯大盛りだった。
「大盛り幾ら?」
「100円」
大盛り100円、バターマシ、ネギマシ100円、その辺りはまぁまぁ良心的だと思う。
横目で見たらヘルメット型のチャーハンだった。
店内1店内3厨房店内2
姉ママの麺が入っているダボを掴んだ腕が豪快に1回転した。ブン廻して遠心力で湯切りしてから麺を置いた。ラ1ラ2ラ3ラ4ラ5ブラッドなネギラ6
ブラッドリーなネギが載っている。
いつもの昔ながらっぽい中華醤油スープがほんのり紅く染まっている。
いきなりネギを摘まんで口の中に入れたら喉にひっついた。ムセた。顔を背けて咳き込んだ。
ラ7ネギむせた
ネギを沈める。馴染ませる。それだけ和らぐか。辛いのをマイルドにする保険がバター1片、溶けそうで溶けない。
ラ8ネギ沈める
再度、赤いネギを摘まむ。食感がいい。辛いけど。痛みの辛さじゃない。
ラ9赤いネギを摘まむラ10メンマは脇役1ラ11メンマは脇役2ラ12メンマは脇役3ラ14ワカメ
今日はメンマもワカメも脇役だね。メンマなんか探さないと出てこなかった。
バターが溶けてきた。スープの熱さで溶けたんじゃないな。ネギが載ってるその分だけスープは冷めてるから、店内の暑さで溶けた感じだね。
狭い店内は3つか4つのミニ扇風機が稼働しいるが、熱気をかき回しているようなものである。
ラ15バターが溶けてきた
残念ながらこのチャーシューは大外れだった。固いわ筋っぽいわで噛むのが大変で、吐き出して残そうかと思ったもの。
ラ16チャーシューは大外れ
ネギと格闘してから麺をすくい上げる。
ラ17麺1ラ18麺2ラ19麺3ラ20ネギに混じっていた細切チャーシュー
赤いレンゲですくうと余計に辛くなりますね。
ラ21赤いレンゲでスープをすくう1ラ22赤いレンゲでスープをすくう2ラ23終盤戦
ネギは風邪に効くと言われている。お湯にネギと味噌と生姜を入れて飲むと体が温まる。発汗されて熱が下がる・・・らしいよ。やったことないけど。別に風邪なんかひいてないよ。
発汗すると体内から水分が失われ、血液がドロドロになる。血液中の水分量が少なくなる。汗が出なくなったらタイヘン。手遅れ。体温が上昇して熱中症になる。
発汗したら水分補給、私がこの店を選ぶ理由のひとつにセルフの冷水ボトルが前にデンと鎮座して飲み放題だからでもある。家系なんかでもそう。その冷水ボトルも氷が溶けて残り少なくなりボトルの表面は汗をかいているぞ。
店内は決して冷房の効きがいいとはいえない。厨房なんか姉ママのBlogでいうところの「地獄の暑さ」だそうである。
店5
空いた丼を上に上げながら、
「暑いワ」
「笑、毎日暑いねぇ」
暑い暑い言うと余計に暑くなりそうだが、言わずに言われないよ。
ネギは疲労回復にもいいと言うが。この後、メトロ日比谷線車内で爆睡して夢まで見た。目覚めたら午前中の疲れは消えていた。稽古、ちゃんこ、昼寝と一緒で、疲れて壊れかかった細胞を補い整えたのだろう。

在宅と町中華

夏空の下、地元、家から徒歩10分弱にある住宅地中華に向かっています。
さっきまでエアコンがフルに動いている室内にいたので、温度差で怠くもある。
在宅勤務も悪くないがエアコンを点けっ放しなのは身体に如何なものなのか。「不要不急の外出は控えるように」を言われたとおりに実践してるとはいえ、室内にずーっといることの悪影響についてはあまり見ないし聞かないね。「我慢せず適度にエアコンを、水分補給を」ぐらいでしょう。
身体にいいとはいえない。耐熱性が落ちるだろう。
付けっ放しですが温度調整はしますよ。でも完全OFFにしないのだ。網戸にして外の風を入れるにしたって、南からの湿った風だし、家ん中にそういう風を入れたくないのだ。
そしたら蚊に刺されなくなった。ウチには蚊取り線香もベイブもないのです。
歩く1夏空1歩く2炎天下歩く3店1店2店4店3
ガラガラガラ(引き戸を開ける音)
今日も声のデカい婆ちゃんはいない。まさか体調崩したんじゃないだろうな。
娘さんがいた。見なくなった息子さんの嫁かもしれない。そういえば息子さんが何処にいったのかなぁ。他へ修行にいったのだろうか。
見なくなったことで出前も止めちゃったし。それでいて店頭には軽のワンボックスが停まってるし。
「今日はぁ?」
「ネギ麺・・・」
「ハァイ、ネギめぇんねぇ」
ネギを白髪ネギにカットする音が聞こえた。
店内1店内2店内3店内4店内5店内6
奥の座敷を初めて見た。こんな風になってんだ。宴会もできそうである。
店内7ネギ麺1ネギ麺2ネギ麺6ネギ麺11
ネギがたくさん浮いている。細めのネギなら2本分はあろうかね。あ、辛いタレだったのか。シマッタ。まぁいいか。激辛じゃないし。
そのままだと歯茎にチクチク刺さって痛いのでスープに馴染ませる。しゃぶしゃぶみたいに泳がせる。
チャーシューは細くカットしたヤツだった。今日は白い丼だったんですよ。まさか昨日、ラーメンの丼が白であるべきなんて書いちゃったからじゃないだろな。
でもレンゲは黒いんだよね。
これ、醤油味より味噌味の方が合うんうじゃないかなぁ。
ネギ麺14ネギ麺15ネギ麺16ネギ麺17ネギ麺18
ネギは殺菌作用があるのと、ネギの催涙成分(タマネギの皮むきすると涙が出るあれ)は、アスピリンと同様な機能があり、鎮痛解熱作用があるのだ。ネギの白い部分ね。
でも私は勘違いしている。風邪の初期症状にいいけど予防ではないそうだ。昔の人はネギを生姜をお湯に入れて飲んだんだって?
まだ今のご時勢ではちょっと風邪ひいたらひいたで「コロナ?」疑わなきゃなたないから面倒になったもんだ。「熱出たので休みます」だけで済まなくなってきたのである。「検査した?」って絶対に言われるし。
ズル休みができなくなったのである。在宅勤務なんかズル休みの温床、隠れ蓑だと思ってるけどね。
ネギ麺19店5店6
自室に戻ってエアコン再稼働です。27度からスタートしてAIに切り変えて、夕方になったら28度にするの。
エアコンもお疲れだが、これで停電!なんてなったらタイヘンだ。このときが台風が接近中だけど影響はない日だったのだが、不気味にゆっくりと本土に向かってきていた。
ジャン妻は定時でUpして、19時前に戻ってきた。
「ウチ、電気代幾らくらいなの?」
「さぁ、先月と変わんないわよ」
答えになってないな。私は前月比を聞いてるんじゃない。
「金額は?」
「ええっとね、12000円くらい」
いちまんにせんえんか。安くはないな。ジャン妻は日中はときどき止めてるみたいだ。私ほど暑がりではないからね。
「だから新居では屋根にソーラーパネルを載せるのよ。いざというときにエアコン稼働しなかったり、トイレに水が流れなかったらイヤでしょ」
「・・・」

もう1譚いきます。今日は昨日とうってかわって鉛色の空だった。台風からちぎれた雲たち。
自室でカタカタ打ってたらそれまで鳴いてたセミが急に鳴き止んで雨がザーッと降ってきた。でもすぐに止んだ。セミの音がまた始まった。それが繰り返された。

「今を盛りと鳴いている」(清左衛門)
「私の声も聞こえませんか?」(涌井の女将、みさ)
「耳が遠くなった。。。」(清左)

雨が降ったり止んだり、蝉が鳴いたり鳴きやんだり、雨かと思ったらご近所様が植木に水を撒いてる音だったり。
有名人で雨が降ってるのに庭に水を撒いてたトンパチさんは誰だっけか。
今日は蒸すなぁ。ときおり小雨が降るなか向かう途中でまだ剥がされてないポスターを見た。一昨日に開催された地元町内会自治会の納涼祭のポスターだった。4年ぶりの開催だった。
納涼祭復活
私は参加しなかった。参加要請も来なかった。コロナ禍の波の合間に何かの参加要請があったとき「まだ早いだろ。何考えてんだ」と辟易した私は引退届みたいなのを出している。
仕事絡みでもないのに人が集まる場所に強制的に集合させられるのに抵抗を感じるようになったのだ。そこで感染しても会社に迷惑かけるだけだしな。
会館周辺の草刈りや片付け作業で、腕、肩、肘、腰を痛めてそれが長引いたのもある。労災にもならんからね。
この祭りのミニ神輿がウチの前を通ったんですよ。窓から見たら4年前に一緒に手伝った見知った顔が数人いたけど私は外に出なかった。家の前でしばらく小休止してましたね。私ん家だと知ってて止まったんだろうか。
夜になったら盆踊りの音が聞こえたが、雨も降ったので、全盛期ほど集まったかどうかわからない。
歩く1鉛色の空歩く2歩く3店1店2
ガラガラガラ(引き戸を開ける音)
この引き戸、開けるのに多少の力が要るのだがもとは自動扉だったらしい。ブッ壊れてそのままになってるんだろう。修理費が捻出できなかったのだろうか。
「あぁい、いらっしゃぁい」
また今日も娘さんか。娘さんは私らがよく行く都内の黒板メニュー居酒屋のママに似ている。ママをもっとすれっからした感じ。(失礼)商売やってる家に嫁いだ嫁って何処か共通した特徴があるね。
だけどホント声のデカいバアちゃんはどーしたんだろう。今日で4回分を2回に纏めてUPしましたが、一度も会ってないのだ。
ネギ炒め1ネギ炒め2ネギ炒め3ネギ炒め4ネギ炒め5ネギ炒め6ネギ炒め7
今日は肉ネギ炒め、ネギ麺に続いて定食にしたが。
やっぱり油が多いな。具の重さより餡の重さだね。それでいて長ネギが固めなの。私は固いネギの方が好きだけど、ちと火の通りが甘いかな。
あまりご飯がすすみませんでしたワ。
味噌汁がやけに熱々で。
味噌汁熱々店5この後大雨
年内に引っ越すとしたらこの店から遠くなる。隣の隣町ですけどね。距離が倍になる。
さて、自室に戻って作業リスタート、午後2時頃に30分ほど仮眠した。
子供の頃はエアコンなんてなかった。網戸で自然の風を入れて扇風機を回した。真夏に29度を超えて30度になったら「暑い暑い」と騒いでいたものだが、あの頃の最高気温が31度、32度、その程度だったのが今や40度近い。10度も上がったんだよ。このクソ暑さが定常になり、働き方、学校行事、高校野球、屋外のイベント、やり方や時間を変えていく必要があるのではないか。
人間って環境に適応する動物だが、異常気象とか地球温暖化と騒いでいるだけではいけないと思うな。

在宅と町中華

酷暑に突入して数回在宅勤務をしました。
在宅する日は朝8時からデスクに向かって業務スタートするのです。9時になるのを待っててもしょーがないからね。
在宅って、会社側から見えないところでやっぱり多少の家事はあるわけよ。だから9時始業のところを1時間前倒しして8時~にして、1時間休憩のところを2時間に拡大すれば、近場のクリーニング屋とか、軽く買い出しとかに行けるでしょ。
そこで事故ったら面倒なので私は徒歩で行くのです。
午前中に集中して目途をつけて早めの昼へ。昼も外です。ジャン妻が在宅勤務してても外に出ます。お互いに干渉しないようにしている。
「昼は用意しないわよ。声の大きいバアちゃんの店に行くんでしょ」
「ウン。そっちは?」
「冷凍してあるパンでも食べるわよ」
さすがにサッポロいちばん塩ラーメンは止めたみたいだな。
歩いて10分弱の街中華へ。街は街でも繁華街じゃない住宅街、小学校の正門前にある。
歩く1歩く2歩く3店1店2店3メ1
声のデカいバアちゃんはいなかった。
娘さん(息子さんの嫁?)が「ハァイ、いらっしゃぁい」
娘さんも声がデカい。最近バアちゃん見ないんだよな。
店内1メ1メ2メ3肉野菜炒め1肉野菜炒め2肉野菜炒め3
う~ん、パッと見た感じ、ショボいですね。
おっそろしくクラシックな昭和50~60年代の野菜炒めですな。
家でも作れそうだぞ。あれ?何だろ。ジャン母(故人)の味に似てるのはそのせいか。ジャン母はニラとかキクラゲとか使わなかったが。
ソースやタレより油の方が多い気がする。オヤっさんもご高齢だし少ない油で炒める技が衰えたんだろう。焦がさないよう炒める為に油を多くして、肩や腕、腰の負担を軽減させてるのかな。
ご飯の炊き方がイマイチでしたね。味噌汁の具は麩だし。
肉野菜炒め4肉野菜炒め5肉野菜炒め6肉野菜炒め7肉野菜炒め8肉野菜炒め9味噌汁1店5
さて家に戻ってデスクに再度向かいます。
食後で体内から熱を発しているのでエアコンで冷まさないと。
転居を踏まえて家にあるものが幾つか故障しています。寝室の蛍光灯が切れたのと、TVが不調でレンタルしたのです。
幸いエアコンは絶好調です。今年の夏にエアコン不調だったら悲惨だよ。
最初は27度でガンガンに廻してるとそのうち寒くなるのでAI自動運転に切り替えます。屋外、室内、設定温度によって、自動で運転種を選択するシステムですわな。ピッて押すと「適温より1.5度高めで運転します」エアコンが生意気に温度設定を喋るんですよ。
そこかしこでAIですね。そのうち機械が意思を持つようになって人間を敵視して暖房になったりしないだろうな。そうなったらSFの世界、空調機テロだよ。
夕方になると28度に設定するかな。外の風を入れる方が身体にいいのかもしれないが、外の風もモワァっとしてるから不快だしな。

夕方になるまで今日の作業分は大分、捗ったけど。
「結局印刷しなきゃなんないから、明日は会社に行かなきゃならないんだよな」
「・・・」
ジャン妻は自分の業務、作業、修正に勤しんでるので私のボヤきに気が付かない。
「あ、アタシに言ってる?」
「他に誰がいるんだ」
「ええっと、何?プリンター?本社まで行かなくても、近場の支店で印刷できないの?」
できなくはない。でも用紙がもったいなくね?
それに私のデータには個人情報が含まれているので、支店で印刷するとなるとそれ也の注意を要するのだ。結局印刷だけの為に翌日は出社した。持ち帰って作業したデータと同じ名前のデータがサーバにあるので、それに上書きするのがめんどくさかった。

もう1譚いきます。別の日の在宅日、すっきした青空だが恐ろしく暑いね。気象庁が発表する気温は百葉箱で計った気温なんでしょ。
実際の温度はもっと高いんじゃないのか。
ジャン妻は出ていったが、私が「今日は在宅できるから」と言ったら「それでいいわよ。無理して出ていくこたぁない」って言いましたよ。
前日同様に朝8時からカタカタやってそれ也に捗ったのですが、13人いる部下(今でもそういってもいいのかな)たちから問い合わせが来るんだよね。その子たちは支店勤務の傍らで私の業務を請け負ってるので、私がエアコン効いた自室で作業しているなんてのがバレるとちと体裁が悪いかなと。
そう考える私は旧い人間なんだろうね。
誰も私に「在宅ですか?」「何処にいますか?」なんて野暮なことは聞いてきませんけど。
店1店2店3
で、この日のランチがこれで。何だか食べたいものがなくて。こないだの肉野菜炒めがアブラっ気が多かったので炒め物は避けて、
ラ1カ1ラ2ラ3ラ4ラ5ラ6ラ7ラ8ラ9ラ10ラ11ラ12ラ14ラ15
インスタント感丸出しのラーメンですな。
子供の頃だったら、若い頃だったら、美味しいっ!って叫んだと思うけど。
今はもうね。舌が肥えて奢ってるし。懐かしさの方が先に立つね。
チャーシューは小さいけど何故かブッ太いメンマが1本!
他、モヤシ、ワカメ、ハーフカットの茹でタマゴ、最低限以上の具はあるし黄色い加水麺だって悪くない。何処かインスタントっぽくてアヤしいのが溜まらなくいいんだが。
丼の色がブラックってのが好きくないねえ。
醤油ラーメンの丼の色はホワイトであるべきだと思う。レンゲもそうだがブラックじゃぁどんなスープの色なのかわからない。澄んでるのか、何処まで琥珀色に近いのか、濁りは丼の縁に付着するのにそれがわからない。
白地に赤のよくある模様でないとね。店には失礼ながら、黒い丼、黒いレンゲ、スープの濁りを見せない戦略と勘繰ってしまった。
カレーはレトルトではない気がする。ちゃんと具が入ってるし。具ったって豚肉とタマネギだけだけど。
カ2カ3カ4店4
これが外回り勤務時だと、自販機でペットボトルを購入してグビっと飲むところだが、在宅してると意外と家で水分摂らなかったりするんだよね。エアコン効いた自室にいて汗をかかないから。
でもラーメンにカレーだと喉が乾くわな。戻ってから適量に水を飲みます。ガブ飲みする必要はない。1回に飲む量を増やすよりこまめに摂った。
今後は在宅勤務を増やそうかな、指示だけなら在宅でもできるしな、と思っています。正社員で管理職の頃は「俺が在宅なんてするわけねぇだろ」って突っ張ってたものだが。
定年になって管理職でなくなると、そういう突っ張った気概もなくなってくるのだろうか。自分に甘くなってくるようだ。でも自分のことを優先に考えていいのかもしれないな。

蕨の珍来

蕨駅で下りたらタクシーが1台もなかった。
いつもは数台客待ちしているのに。この暑さのせいで出払ってるんだろうか。
諦めよう。12時までには無理だ。窓口に間に合わなそうだ。
諦めて駅前から東口一番街を右に歩いて松屋の先のゲーセンを右折すると、ふらんす亭、牛繁、松のや、壱角家といったガッツリ飲食店の看板が目立つ。
松のやが入っているトーカツマンションの前に、赤と白のゴロ縦看板が鎮座していた。
店1店10店11
でもこれだけではすぐにはわからない。店は何処だ?と首を右に曲げたら、レンガタイルの歩行者通路があって、その先にあった。
このとおり天井にはテント幕が張れる丸い柱と梁が組み立ててあるのだが、天井全てが覆われていない。赤、黄色、赤、黄色、交互に中途半端に張ってある。
トーカツマンション飲食店利用者以外の駐輪お断りとあった。なるほどこうやって掲示しておかないと駅チカの不法駐輪の溜まり場になるだろう。
店9店4店内1店内2店内3
カウンター席はなかった。テーブル席のみ、2人卓、4人卓、突き当り奥には小上がり席も有るようだ。
先客は3人、後客は61人、テイクアウト客2人、
厨房に男性3人、フロアに女性ひとり、この女性、若い方なのかベテランなのか日本人なのか向こうの人か、マスクしてるのもあって最後までわからなかった。日本人かな。
店内は薄暗い。椅子シートと厨房壁のタイルが真っ赤っかで反射している。
外のテントも赤い部分が多いので、外から入る陽射しも店内を赤く染めている。
店内5赤い
メニュー表紙も赤、何で表紙を撮ったかというと、珍来の謎を解くキーワードが明記してあったから。
メ1表紙
「珍来各店はそれぞれ経営者が違います。(独立・のれん分け)
そのため、地元のお客様にご満足していただけますように、メニュー、味付けなど独自に工夫しております」
なるほどそういうことなのか。私は梅島の珍来総本店へさして美味くもないのに店内の人間模様オモシロさで10年利用しているが、他、珍来は江戸川区小岩、つくば市で2か所利用している。味が微妙に違って当たりハズレが大きい。オモシロいくらいブレがある。駅前熱烈中華チェーンみたいにセントラルじゃないからだろう。何処も独自路線なのである。チェーン店ではないユルい暖簾分け、生駒軒のようなものかも。
メニュー載せます。
メ2メ3メ4店内4メ7
珍来の麺類は梅島ある総本店で大概は失敗しているので迷わず炒め物の惣菜と定食にする。本店には無いヤツ。肉ニラ玉子炒め、ご飯付き定食で。
メニューは本店と違って写真が少ないのと、写真が載ってるが、餃子以外はフレームが小さい。小さい写真だからって侮ってはいけなかった。予想より大盛だったのだ。
炒め1炒め2炒め3炒め4炒め5炒め6炒め7炒め8炒め9炒め10炒め11炒め12食べ疲れた
いや、これ、手強いボリュームだ。野菜といったってニラとモヤシだけみたいなもんだが大量です。豚肉も多くて大きく、炒り卵は塊です。これは卵2個分はあるな。高騰しているのに太っ腹なことだ。
臭みのないニラ、シャキシャキのもやし、中華ソースの香りが強い。黒いキクラゲが要らないくらいである。
ご飯も多い。でもこのおかずの量だとやや足りない。だからといって大盛りにしたり半ライスお替りでもしたら腹がクチ過ぎて、下手したらその辺で逆流するんじゃないかなぁ。
本店と共通なのがスープ、やや酸味があって似ている。このスープをすすっても醤油ラーメンを食べてみたい気持ちにならないだろうのスープ、
次回があるとしたら。赤いメニューに生姜焼を発見したが、これも肉だけ多そうだな。
豚キムチ炒めがあるけど、赤いメニューとは別に白い紙に手書きのお品書き、1350円のBセットには豚キムチ炒め(玉子とじ)とあって、ライス、半ラーメン付きだと!
メ6
豚キムチ炒めを玉子でとじたらマイルドな辛さになるからイケそうだしソソルけど、半ラーメンまでついてるのか。珍来のラーメンは基本、太いモチモチ麺なのでかなり苦しくなるだろうな。
まぁこういうセットものはレギュラーサイズより若干、少なめなんだけどね。
赤いメニューの豚キムチ炒めには玉子とじと書いてなかったので玉子無しなんだろうか。玉子でとじたほうがいいんだけどな。
店8店3店2
ああ、苦しい、お腹いっぱい。そうだよな。梅島の本店にはモノによっては食べ切りサイズ(ハーフでもない。ジャストサイズでもない。)があって、近年はそっちのサイズにしてるもの。
家庭で出せそうで出せない味だったと思う。自分がもっとも食べたかった味でもある。蕨駅界隈にも10数年通っているが、駅チカで初めて食べて、腹がハチキレるほどボリュームが多かった。

王将ムサコ

武蔵小杉駅はJR横須賀線&湘南新宿ラインと、南武線と東急のホームが数百メートル離れている。前者と後者は全く別の駅みたいだ。
横須賀線ホームから連絡通路を延々歩いて、南武線ホームを抜けて、階段を上がって橋上改札から出た。南武線ガード下に餃子の王将武蔵小杉店があって、私の公用圏内の中ではこの店と二俣川店がTOP2なのだが、先に用事を済ませよう。その先にジャンの公用窓口がある。
今日の担当官は年配の方だが対応がイマイチ、自分だけで決裁できず、奥に行って自分より遥かに若いモンに伺いを立ててた。嘱託かなぁ。
聞かれた若いモンもマニュアルを引っ張り出して指さして首を傾げて頷いて、結局オッケーになったんだけど時間がかかったな。
たかがこの程度の申請に。鼻白んだ。
取締役がひとり辞任した届ですよ。抜けばいいだけなんだけどね。
店1店3店4
ガード下に戻る。滅多に来ないけど料理、提供、スタッフ対応、ハズしたことがないし、混む店でもある。
ときどき言いますが王将さんって2階がある店はダメですね。T塚店とF沢店なんかそう。2階は店長の目が行き届かないのと、バイト君バイト嬢に任せっ放しで、見えないのをいいことに動きが悪い子がいるのよ。
空いた丼や皿を片付けないし、店長が下からインカムで怒鳴てったりしてたよ。1階は空気が荒んでいるときが多々あった。
2階がある店は1階ワンフロアだけの店より単純計算で2倍のスタッフ数が要るが、人出不足でそれもままならない。プラス、テイクアウト餃子その他が根付いているからそっちもタイヘンなのだ。電話注文以外にLINEやQRコードでもオーダー飛んでくるんでしょう。出来上がるおおよその時間も返信するのかな。それも店内の混雑を見ながらである。
忙しいけど自分のことしかやらないスタッフがいたりする。T塚店とS橋店がそうだった。テイクアウトしか対応しなかったり、店内の会計をおろそかにしたのを見たことがある。厨房から焦れた調理責任者がレジ打ちに出てきたりしてたね。
ムサコ店はカウンター席が少なくて、2人、4人掛けのテーブル席が多い。ガード下とはいえ店内は広い。上を南武線の複線が走ってるけど、軌道2本分より広く感じた。スタッフ数も多くて安心です。
店内1店内2
いちばん奥の2人テーブル席に着座した。
「お決まになりましたらこのボタンでお呼び・・・」
「だいたい決めてきたんだが」
すぐさまオーダーを打つ体制になった。
「醤油焼きそば、3個餃子、スープ、ご飯普通」
「ご飯は中でございますね。餃子は普通の?」
「ウン」
ニンニク激マシなんかにはしないよ。
タッチパネルでないのがいいです。
メニュー載せます。ニンニク激マシは勘弁、でもゼロ、全くナッシングってのもどうなんだろうね。
メ1激マシなんてあるのか
肉と玉子の炒りつけ大好きです。次頁の豚キムチ炒めと混ぜたらサイコーです。
メ2玉子の炒りつけに惹かれるなメ3
隣の男性客の天津飯か天津炒飯を見たが、汁気が多かったようだ。
メ4
上部にある「忘れられない中華そば」ですが。
私の席の右壁にデジタルサイネージがあってその中華そばのCMが延々と流れてるのよ。仲野太賀さんと桜田ひよりさんのあれです。10秒か15秒のストーリー、ショートムービーなんだけど、同じCMを延々と見せつけられるとウンザリするよな。
右を観なきゃいいんだけど、目を前に移すと前の柱や壁にもディスプレイがあって同じCMが延々と流れてるんだな。目に入ってしまう。
メ5
私がオーダーしたのが真ん中にあります。拡大もします。
メ6メ6拡大
どっちもソースに見えるな。さて現物は写真通りだったかっていうと、いい意味で全然違ってたんだけど。
メ7
この中華セットに豚肉と玉子の炒りつけがあればな。
メ8
ジャストサイズ、こんなのがあると厨房は更にタイヘンだ。天手古舞の忙しさだと思う。
私がいる席の前は厨房から出来上がった料理をスタッフが持って出動する動線になっていて、厨房の作業指示や声が丸聞こえであります。料理人とおぼしき男性の発する声は若かった。フロアを担当する女性スタッフは3人いてプチ年長で、厨房の若いのと力関係はどうなっているのかなとイヤらしい想像をした。
メ9ジャストサイズ
台湾ラーメン?
メ10
これがCMの中華そばです。時代を超えてきました。
写真通りのモノが出るかどうかはわからないよ。
メ11店内3厨房の声まる聞こえ
焼きそば1ギョ1ギョ2ス1ス2
焼きそば、見て塩焼きそばかと思ったが薄い醤油味だった。写真とは違うね。写真の方が間違ってんじゃないのか?
焼きそば2焼きそば3焼きそば4焼きそば5焼きそば6焼きそば7焼きそば8焼きそば9焼きそば10焼きそば12焼きそば14
焼きそば15焼きそば16
ソース焼きそば=ご飯に合わないと思ってるけど、醤油焼きそば=合わないこともない。
醤油醤油してない。塩っぽくもある。王将さんって大阪が発祥だから薄い醤油味で締めているのかな。
下手なソース焼きそばだと底の方に思いっ切り濃いソースが溜まってたり酸味が強かったりするが、この醤油焼きそばはむしろさっぱりしていた。
ご飯に合うのかなぁ。醤油味だから合うことにしておこう。でもご飯がススムってとこまでいかない。
ところがこれ、摘まみ難い。ツルツル滑るのだ。私の手先指先箸先が不器用以前の問題だ。最近エコを謳ってるせいか割り箸を扱う店が少なくなったな。
餃子は完璧です。焼き加減、握り加減、具の量、皮のパリんこ、全てがオッケーです。前歯で齧っても崩れたり壊れたりしない。
ギョ3焼きそば11
スープも美味しい。生臭くない。ご飯が少々余ったので雑炊にしてしまった。
ス3雑炊店2
まだ撮り置きして消去してないんだけど、7月8日に放送されたNHK「相撲部屋は力士たちのDNA」力士はどんなチャンコを食べているのか。鍋以外のおかずにトンカツ、揚げた砂肝を炒める、ポテトサラダ、そして青海苔が振り掛けてない中太麺ソース焼きそば、この焼きそばをおかずにご飯を盛り盛り食べてた。炭水化物プラス炭水化物だった。
「いい加減消しなさいよ。いつまでとっとくの」
まだ消していない。力士のちゃんこ風景を見ると食欲が湧くし、元気は出る。夏バテ防止にいいのではないか。

きばらーめん

この黄色い看板に黒文字屋号の店、ずっと前からある店なのですが、看板の屋号フォントがイマイチ、店に貼りだしたメニュー写真が如何にも節操無さげな何でもアリ路線、止めとこう、避けよう、スルーしよう、無視してすぐ前にあるバス停から錦糸町に向かうルートで長年店の前を歩いてたのですが。
店1
基本は家系らしい。ベタベタ貼ってある写真もそうだし屋号にも家がついている。でも系図を辿ってどっか傍流にあるのかすらもアヤしい。
この店にするか、隣のこれまた一度も入ったことのないトンカツ屋さんにするか。
決めたのは「セルフの冷水ボトルか、給水機がある」これです。夏場だからです。「水分摂んなさいよ」とジャン妻からうるさく言われてるし。
店2路線は?
背脂ギトギト、にんにくたっぷり?
店3ボード1
こちらはスープが少ない。主路線から外れた傍流メニューとみた。
あっさりして見えるのでこれにしようと決めて店内に入ったら。。。
店4きば?
券売機が2台あるのだ。手前の1台には基本路線の豚骨醤油、塩、味噌、これが並、中、大とあって、更に具載せの定番がネギ、チャーシュー、ネギチャーシュー、すなわち、3(味)×4(サイズ)×3(具)=36通りある。
ベーシック路線が整然と並んでいる他には豚骨つけ麺(これは3サイズだけ)、マー油(2サイズのみ)、外のボードにあった背脂ギトギト・ニンニクガッツリのスタミナ濃厚(これも2サイズのみ)が張り出しており、追加トピは、キャベツ、レンソウ、チャーシュー、海苔、味玉、うづら玉、だった。

他、サイドで唐揚げが1個、2個、3個、そして餃子、唐揚げは揚げ置きレンチンではなくちゃんと揚げてましたよ。
丼ものは、ネギ丼、ミニネギ丼、チャーシュー丼、
きばらーめんが無いぞ?
店内1券売機1
きばらーめんは左隣にあるもう1台の券売機にあった。
私はそっちに移った。手前の1台より幾分スリムだが、ベーシック路線から逸脱した辛い系が並んでいる。
並と中のみの担々麺、野菜担々麺、ネギ担々麺が並んで、きばらーめんはその下に肩身が狭そうに光ってた。
まだあって、並と中のみだが、冷やし、豚骨タンメン、味噌タンメン、
担々つけ麺は並、中、大とあるけど、1台めの券売機にあった追加トピ、キャベツとかレンソウとかチャーシューとかはなかった。例えば担々麺に追加トピを欲するなら、2台めで担々麺をONして、1台めに戻って追加トピだけをONすることになるのだろうか?
辛い系の中に間違って紛れ込んだように「きばらーめん」があるので、まさかこれも辛い系かと思ってしまった。
ホントにこの店は家系なのか。客の好みに応えてたらこうなったのか、オーナーの趣味なのか、ヤケクソで何でもありの感がある。
店内2券売機2
券売機にはまだ空欄がある。何か考案したら加えられるのでしょう。
家系に必須のライス(小)は無料だけどそれもボタンを押すのです。「ただいまの時間帯ですと半ライスが無料サービスでつきますが」はありません。
券売機に「お金を入れると光ります」とあるのでそれを押すのですが、マゴマゴしてたら券売機から残高がジャラジャラと戻ってきてピーッピーッ音がけたたましく鳴り響いた。
無料の小ライス券だけを購入するのに改めて小銭入れるのもみっともないなと、この小さいプライドがジャマをしてしまい、50円入れて並ライス50円をONしてしまった。

店は奥に長い造りになっていてカウンターだけの店にしては広い。
席数は数えられなかった。20席以上はあった。
奥に長ぁく伸びてるので1直線に見えたが、コの字型で、最奥にいるお客さんのカオが朧気でよく見えないくらい遠いのだ。
店側は「奥の席からお願いしまぁす」とは言わないので、自分の意思で奥に陣取ったのだろう。あんな遠いとこまで年寄りを歩かせるんじゃないって。
私の苦手な固定椅子だが、席との間隔は広く取られている。だから奥に広く見えるのもある。
券を渡した。
「とり、入りまぁす」
なるほど、豚骨じゃないのでそう呼ぶのか。
店内3
店内4
厨房も広いのだ。どこの席からも丸見えです。3人いるスタッフの動きもライブで見れる。
まるめて置いてある台布巾以外は整理整頓され、調理台は磨かれてキレイ、足場もピカピカ、生活感満載で隠そうともしないどっかの店の厨房とは違うな。
「餃子入りまぁす」
「唐揚げ3個入りまぁす」
ちゃんと揚げてるのも確認しました。何かソースみたいなのをかけてたな。油淋鶏だろうか。
店内5
この表示は頷けるというものだ。何しろカウンターが長く、同じ席がずーっと並んでるから席に特徴が無いのである。横並びの番号しかない。私もいったん席を立って冷水をお替り汲んで、振り向いたら自分の席は何番だっけ?って戸惑ったもの。
店内6
カウンター上にはやたらと調味料があって、胡麻、大蒜、豆板醤、胡椒、さっきの2台めの券売機のバリエーションに更に辛いもの追加するお客さん用でしょう。私は使わない。
店内7やたらと調味料が店内8ライス多いな
!!!
何だこのライスの量は?
これで50円とは!
ラ1ラ2ラ3ラ4ラ5ラ6ラ7ラ8ネギがダマラ9ラ10ラ11ラ12ラ14ラ15
券売機の件でズラズラとテキスオトを打ちましたが、きばらーめんの感想はまぁ無難でありきたりの味ですよ。あまり特徴はない。業務用のスープに刻んだ柚子を入れて誤魔化してるかのようにね。インスタント感がある。
こういうタイプの醤油味なのにメンマが無いのが不満だね。入れ忘れたってことないだろうな。この路線にメンマがなくてどーするのだ。
でも券売機にもメンマは無かったし。
白髪ネギがダマになってた。ほぐれないのだ。
あのサイズでライス50円はかなりのお得感ですが、このらーめんではご飯が余りました。唐揚げでも追加すればよかったかなぁ。
仕方が無いので茶漬けにしてかっこんだらスープがこんなに減ってしまった。
ラ16完食店12店11
無節操なバリエーションのメニュー構成、50円とは思えないライスのボリューム、異様に広い店内と厨房、スタッフの機敏さと泰然自若感、見てて気持ちのいい店だったが、今日選んだ麺類はさして特徴があるものではなく、家系が無理して別ものを出した実験的なシロモノだったように思う。やはり家系の店では家系ならではの豚骨醤油にした方がいいですねぇ。

西新井ラーメン

「あ、シマッタ!」
声に出た。足立区最寄り駅である梅島を通過してしまったのです。
私が乗ったのは急行だったのか。北千住駅の乗り換え案内表示がわかり難いせいで乗り間違えちまったよ。あの駅は地下2階から地上3階の5層構造内をウロウロさせられた挙句、各停の乗り換え案内がわかり難いったらありゃしないんだ。
こっちも業務携帯いじくってて、小菅、五反野を通過したのに気が付かなかったのだが。
ひと駅先の西新井駅まで来てしまった。
店1乗り過ごし
反対側の上り線ホームで乗り換えて引き返さなくちゃならない。階段に向かって歩くと階段下に駅スタンドがあるのを思い出したぞ。
転んでも只で起きるものか。せっかく乗り過ごしたからには食べてってやろうじゃないか。
店2店3
西新井駅3番4番ホームの乗り換え階段下にあります。店名はわからん。西新井駅ラーメンとしておこう。数年前に醤油ラーメンとカレーを食べたことがある。
駅ホームや構内の立ち喰い蕎麦と違って蕎麦やうどんは無いのです。ラーメンとカレーだけなのです。あれぇ?カレーが休止ですかぁ。
店7券売機
9月いっぱいまで休止か。夏場だと出ないのかな。
暑い日こそ味噌ラーメンとカレーの気分になりませんか?仕方が無い。味噌ラーメンだけにした。
こういう昔ながらの券売機を見ると安心する私です。
店は囲いのある立ち食いではなく外での立ち食いで、停車する電車からはもちろん、線路を挟んで反対側、1番線2番線で電車を待ってる乗客からも喰ってるのが丸見えです。
厨房も丸見えで、高齢のオジちゃんと高齢のオバちゃん2人で営っていた。大鍋に麺を投入して平ザルで麺を湯切りしていた。
紙券をサッシに挟むんですよ。蕎麦と違って少々待ちます。
店8券を挟む
見上げると日に焼けて色あせたメニュー写真が貼ってある。潰れた店の残骸みたいである。
こういうスタンド、冬は風に吹き曝しですが夏場はどうなるか。厨房から熱気がモワァと正面から迫ってきます。そして電車が通過する度に背中に生ぬるい風がバサバサと吹きつけるという。
店4メ1店5メ2店6メ3店9厨房1
ルックスはこんな感じ、ネギが多いのにちょっと驚いた。
味噌ラ1味噌ラ2
幅が広いメンマ、
味噌ラ3デカいメンマ
頂部に刻みネギがドッサリ盛ってあります。JR東日本のスタンドなんかこんなに盛らないでしょ。メトロ庵なんかもそう。やっぱ大きい起業にブラ下がってるスタンドとは違うね。
味噌ラ4ネギドッサリ
その大量のネギの下から恥ずかしそうにカオを出してるワカメとチャーシュー、
味噌ラ5ワカメとチャーシューが隠れてる
スープにネギをズブズブ沈めます。
味噌ラ6ネギを沈める
スープは濃いです。業務用スープ、インスタントっぽいのが逆にいいです。
味噌ラ7スープ濃い
刻みネギをすくいます。夏風邪防止に良さそうだな。
メニューに別途、ネギラーメンがあるんだけど。それもこんなルックスなのかな。
味噌ラ8ネギをすくう
やっぱりモヤシは欠かせない。キャベツやニラなんて入っちゃいないですよ。
味噌ラ9モヤシ味噌ラ10ワカメ味噌ラ11メンマ
味噌ラーメンだとチャーシューが入ってなくてミンチ肉が多いけど、それだとこの厨房で炒めなくちゃならないじゃないですか。スタンドでそういう手間をかけるわけにいかないので、醤油ラーメンの具にあるチャーシューそのままなんですな。
味噌ラ12チャーシュー味噌ラ14麺1味噌ラ15麺2味噌ラ16麺3味噌ラ17麺4味噌ラ18麺5味噌ラ19馴染んだ頃
麺は黄色、やわいです。固めってできるのかな。このやわさ、ジャンク感、その辺のスーパーで売ってる感、家でもできそう感、それを敢えてこのクソ暑い熱気吹き曝しのスタンドで立って食べる臨場感が素晴らしい。
暑いし、汗かくし、塩分を欲するから余計に美味しいのだよ。私自身の脳下垂体と舌先がいつもと違う気がする。駅郊外で構えてる店と同類にしちゃダメですよ。こういうスタンドだから美味しいの。
水分も欲するんだけど、私はホーム自販機で冷水ボトルを購入しています。それをコポコポ汲んでたらオバちゃんに見つかった。
「アラ、ゴメン、お水お替り汲んであげなかったね」
「ボトル、そこで買ったの」
「汲みましょうか。それ飲んじゃったら?なくなっちゃうでしょ」
「そうだね。あ、氷入りなんだ」
コポコポ注いでくれた。
「ありがと。また買うけどね。1日に3本買うこともある。」
「暑いからねぇ」
アタマから被ったりするのですよ。
店11冷水お替り
私に冷水を汲んだら、他にお客さんいないのにオバちゃんは麺を茹で始めたぞ。
誰のかと思ったら自分の賄だった。茹でて湯切りして、小さめの丼にいれてスープを注いだぶっかけみたいなのだった。
相方のオジさんに「アタシ先に賄食べるよ。ひとりでやんなよ」の声掛けはなかった。その辺は阿吽の呼吸か。
客と運行ダイヤが空いた感激をぬって賄を持ったオバちゃんは奥の冷蔵庫の陰にかくれた。食べてる様子はこっちから見えない。
見えないんだけど。
店10厨房2オバちゃんが自分の賄を準備してるとこ店12厨房3オバちゃん賄中店15オバちゃんは左勝手口に隠れて食べてる
喰い終えてあまり愛想のないオジさんに「ごっそさん」言い置いて、階段に廻ろうと左手から歩いたら、勝手口が開いていて、そこでオバちゃんが賄をズルズル食べてたのよ。
目が合っちゃってさ。
「冷たい水どーもぉ」
「アァィ、気を付けてねぇ」

竹下食堂

まだ支店にいた10数年前、もう今は退職していない同僚が花月嵐のげんこつが好きだったのよ。
2人で入ったことが何回かある。品川区の産業道路沿いだったな。
私にはニンニク豚骨が強過ぎて別のを食べてたんだけど「何でげんこつ食べないんですかぁ?」って責めるように言われたなぁ。
店1前のゴミは何だ?
他に選択肢が無かった圏央部の某駅チカで、これ以外にはマックぐらいしかなかったので、久々に入ってみようかなと思ったのですが。
店頭に業務ゴミが出しっ放しは如何なものかな。まだ業者が回収に来てないのか。この場所でなくちゃいけないのかね。
店2見上げる店4
ゴミを避けて入った。入ってすぐ左にある券売機でげんこつはパス、中華そば系、竹下ラーメンをONした。それが唯一マトモに見えたのだ。
厨房の店長、フロアの女性とも元気印で明るい。家系みたいな体育系の接客じゃなくて、スーパーの惣菜屋さんみたいな接客だった。
店内1券売機店内2店内3
メニュー載せます。
メ1メ2メ3
しばし待ちます。待ってる間、予告編パンフを手に取って見たりする。
前に最後に入ったのは蒲田だった。期間限定の和歌山ラーメン、井出系だったかな。それを食べたんだが、これが和歌山ラーメンだと断言できかねるものだった。花月嵐はそういう有名店とのコラボや、発展途上中の若いモンが独立を目指して考案した開発麺を期間限定で取り上げたりする。
有名店の店長がホントに監修したのかなとも思う。
開発した麺の中にはアヤしいモノや、外連味が強そうなモノがある。辛い系なんか特にそう見える。
でも業界の将来を担う若者の登竜門かもしれない。
店内4卓上パンフ
冷水コップとボトルと一緒に持って来たクーポン券、
店内5卓上クーポン
今年の12月末までか。まだ半年以上あるね。日高屋より利用期間が長いのではないか?
昼休みに外食から戻ってきて、自分のデスクに座って、お財布の中から貰ったクーポン券を1枚、2枚、3枚、全て出して、有効期間別に閉じたり纏めたりして、幸せそうにニコニコしながらお財布に戻す女子を見たことがある。
私はこういうクーポン券なんかすぐに丸めて捨てたりどっかいっちゃたりするタイプ、使ったことが一度もない人間なのでそういうのが理解できないのだ。
中華そば竹下食堂というのがこれ。
ラ1ラ2
高さがない平たい丼だな。
ラ3平べったいケチな丼
具材は海苔1枚、メンマ数枚、紙みたいに薄っぺらなチャーシュー、ネギ、中華そばだから仕方なく採用したナルト、茹でタマゴ、あるべくしてあるものですが。
青物、レンソウは何処にあるのか探したら、トイレットペーパー並にヘニャヘニャしたやわらかい海苔を退けたらその下に隠れてた。これもクタクタを超越してフニャフニャ、細かく刻んであるので、ラーメンを食べ終えてから奥歯とインプラントの間に挟まったレンソウのカスみたいだ。
ラ4ヘニャ海苔ラ5ゆで卵ナルトラ6大きく見えますがラ7
スープは甘いです。しょっぱくなくはないが、中華そばプラス脂の甘さが際立っている。脂がスープの表面を油膜で覆っていて、湯気が立たないのね。
ラ8あっさりしてないラ9ラ10
チャーシューはさらの木のロービー(ローストビーフ)並に薄っぺらだが、箸先で摘まんだら薄くて軽いのに自重でボロボロ崩れて落ちてしまうシロモノである。さっき貰ったクーポン券に載ってたチャーシューはもっとしっかりしてたように見えたがなぁ。
でもハムではないのが幸いである。
ラ11紙みたいに薄いラ12ラ14ラ15ラ16
麺は細麺ストレート、何だかインスタント感を醸し出している麺です。懐かしくもあるが、全体的にこれは昔ながらの・・・ではないですね。
昭和の頃のオリジナル人気怪獣が、平成になってリニューアルした怪獣ってあるでしょう。昭和ゴモラ、平成ゴモラ、レッドキングとかもそうだ。昭和の中華そばのリニューアルだと思うのです。
店側はあっさりと謳っているけどぜんぜんアッサリしてないです。強い味ですよ。
ラ17海苔を退けたらギョ1ギョ2ギョ3
餃子、しっかり焼けてます。こんがり。程よい大きさで、3個あるうちの1個だけ噛み切ったら崩れたけど、他の2個は崩れなかった。
店5店6
出るときに元気印で、
「ありがとうございました。お気をつけて」
花月嵐に限らずチェーン店は少し年齢層が高めのスタッフの方がいいかもしれないね。
出たら店頭に出してあったゴミが無くなってた。ゴミ箱も無かった。オバちゃんが町内会の当番よろしく清掃したに違いない。

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