2023/11/05
くぼやん
(昨日はこの記事をUpする予定だったのだが、順序を間違えてしまった。)
西新宿に月に2回は来る。中盤と最終週に来る。
自分でやってる分には正確なのだが、人に、部下に頼むと、洩れが発生してくる。
私が目を光らせてチェックしてる今はいいけど、自分が引退したら精度は下がるだろう。
この日は3回め、洩れがあったので急ぎ出しに行くところ。
そして西新宿のランチといえば。。。
ロメスパ、くぼやん、11:10、もう先客4人、うち2人は外人さんだった。ナポの大盛りも出た。
マスターが強火で一気に炒めている。中華料理店のシェフみたいに炎(ホムラ)があがっていた。ナポリが続いたからだ。外人さん客は目を見張ったんじゃないか。
ナポ、ナポ、ナポ、醤油、そして私の塩が来るのだが、着座する前にL字カウンターの短い2席が「Close」になっているのに気が付いた。
2人様の席らしい。ひとりずつ並んで座っちゃいけないのかな。
私はL字型カウンターの右端にいる。2人用の席に工務店風の先輩後輩、上士と部下かな。その2人が座ったことで「Close」は取り払われた。
その2人席と接する私の位置の間には透明のアクリル板が斜めに置いてあるが、2人の業務の打ち合わせTALKがいささか耳障りではある。私の右耳に直に飛んでくるからね。聞いてもわかんない専門用語ばっかりなんだが。
アクリル板はカウンター上を支える立板との間に隙間があいていた。ずらして隙間を塞いでやったよ。そしたらTALKが止まった。
もうひとつ気が付いたことがある。これ大事な話。
粉チーズの入れ物、器が変わったのだ。小匙がないタイプに。
前は赤い蓋をパカッと開けて小さい薬匙みたいなのでパッパパッパかけてたんだけど。手に取って降って塗す入れ物に変わった。
だけど右のL字カウンター、2人席の粉チーズは前のままだった。振ってかけるんではなく、前と同じ赤い蓋、開けて匙でまぶすあれ。
何でだろ?
いつだったか載せたサイゼリヤは、7月12日にメニュー改訂、かけ放題だった粉チーズが無料でなくなり新メニューになった。粉チーズが税込み100円になったんですよ。何が新メニューだよって失笑したもの。メニュー=料理の呈を為していないじゃないか。「有料になりました100円です」でいいんだ。
別に私は無料粉チーズをありがたいとは思わない。そんなにかけない方だと思う。前の蓋を開けて小匙で塗すタイプは、小匙ですくってスパの皿に持ってくときにカウンター上に少なからずこぼす粗相をすることがある。私だけでなく他の客もそう。だから振り掛けるタイプに変えたんだろう。
スパの向こう側半分だけかけた。で、90度時計回りに回転させます。
この新しい粉チーズの入れものは振ってもなかなか出てこないのよ。中で固まって団子になってたりする。カウンターでダンダンダンと叩きつけてほぐすのも憚られる。自分の家じゃないんだからね。
すぐ口に出るのは私の悪いところだが、
「出てこねぇじゃねぇかよ」
マスターとママ(サブ女性)には聞こえなかったと思うが、1席空いた左の若い男性、醤油だったかな。彼にはしっかり聞こえてしまい、警戒の目で見られた。アブないヤツだと思われたかな。
今日はこれでも少なめです。常識の範疇でのかけ放題だが器が変わってかけ難くなったことで、そんなにかけなくてもいいかなと自制心が働いたのはあるね。
これが家だったら味を見ながら少しずつ追加すればいいんだろうけど、店でやったら串揚げのソース二度浸け禁止に繋がるからなぁ。
あ、ちなみに、私はタバスコはかけません。
塩はいちばんアッサリしている。具は小松菜、ベーコン、前は4枚くらいあったのが3枚に減ったかな。見えないところでコストを下げたつもりでもUserは気が付くものですよ。
太麺です。焼きそばでもない。焼うどんでもない。食感が違う。デコボコした皿の表面にフォークが接触して、コリコリコリコリ音が鳴る。
ご馳走様でした。う~ん、物足りない。大盛りにすればよかったかなとちと後悔した。
「ああ、どうもぉ」
マスターの野太い声を聞いて出た。
CKBの洞口信也(BASS)みたいな声だった。
サイゼリヤに限らずくぼやんの粉チーズもいずれ有料化になるかもな。外食店がどんどんそうなっていってる。
既に一風堂は卓上の辛モヤシがなくなり、価格こそついてないけど「ご入り用でしたらお申し付けください」になって久しいしね。
吉野家は行かなくなって久しいけど紅生姜もいずれはパッケージタイプになったりして。他、やよい軒のご飯お替り、某寿司チェーンのガリ、丸亀製麺のネギ、天かす、おろし生姜などなど。これまでは無料トピが当たり前だったのがそうではなくなっていくだろう。立ち食い蕎麦屋もネギマシが無くなってきた。有料で別トピになったりね。
もう1譚追加しよう。醤油スパです。塩のノーマルで足りなかったのもあって、この日は無意識に大盛りボタンを押してしまった。
ジャンキーなルックスはスパより焼きそばに見える。焼きスパですね。
今日の焦がし醤油は味が濃かった。デフォでノーマルでも多少のニンニクが効いている感じがした。その辺で売ってる醤油とは違うな。やや油っぽいけど旨味がある。
具はベーコン、玉ねぎ、しめじ、小松菜、白ゴマがパラパラ、醤油で焼いたベーコンは豚バラ肉に見える。
小松菜もシャキシャキしていいアクセントになっている。
ひとつ空いた左隣に若い者がいてナポリを喰ってる最中に携帯に出てやがる。あ、外に出ちゃった。小さい店なんだから喰ってから折り返せばいいのにさ。
こういう小さくて混む店、それでいて回転する店は、店内のマナー喚起もあって他の客の所作、マナーが町中華や大衆食堂より際立つものだね。
電話で出てったその若者も忙しないが、自分も気分的には忙しない状況なのだ。ある新規案件に縛られて期限が迫っているのと、インボイス導入後、初回の月〆作業のせいで事務所内が総じて騒がしい。イラついたので気分転換を兼ねてここ西新宿の都の窓口に出向いたらいつもより混んでたし。今日は前月の集計結果を添えて診療報酬加算の届け出をする日なのだ。だから混む日なのだ。
私のはそういうのではなく通常の勤務者の届け出なので、ボーッと突っ立っているどっかの若い者の斜め背後から圧をかけて退かして内線電話で担当者を呼んだら、
「アラ、〇〇〇〇様(会社名)、今日からネクタイですのね?」
そうだった。昨日でノーネクタイデーは終わったんだ。今年は暑かったのでクールビズが長引いたんだ。でも今日だって日中は26度いったんじゃないかな。
「素敵な柄ですこと、笑」
柄を誉められて幾分気分が上向いた。
シャキシャキの小松菜です。
ベーコンのような。豚バラ肉のような。
ベーコンを醤油で焼くのが凄い!
醤油味の焼きそばをズルズルすすってたら浜田省吾さんの歌が流れたぞ。Midnight Blue Train
どこへ行くのか 何をしてるのか
ときどきわからなくなるよ
もう帰ろう みんな投げ捨てて
でもどこへ いったい どこへ
Midnight Blue Train 連れ去って どこへでも行く 思いのまま
声が若いな。1978年のオリジナルバージョンだな。2005年のリメイク版は持ってるけど。
Blue Trainってもう廃止になってるよな。
西新宿は忙しない町だ。団子坂を行き来する会社員がランチを求めて餓狼のように蠢いている。くぼやんももうすぐ満席、店内や廊下にも待ち客が並ぶだろう。
さて、うるさい事務所に戻らにゃいかん。戻らなくていい方法はないものかな。
「だから在宅を増やしなさいって言ったのよ」(ジャン妻)