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水は止まったらしい

大船駅改札で待ち合わせたのだが私は遅れてしまった。
先に待ち伏せて後からジャン妻が登場する「ダダン!ダダン!ダン!」が撮れなかったこの日、
店1もずく1もずく2
「ポテサラと、白菜浸け。。。」(ジャン妻)
いきなりあっさり白菜浸けですか。
「生ビールなんだからもう少し脂っぽいのにしませんか?」
「じゃぁ、アスパラ巻ぃ、うづらぁ、(正面の貼り紙を見て)やまゆりぽぉくぅ」(ジャン妻)
私の好みを無視して矢継ぎ早に注文しやがったな。
「2本ずつ」(私)
「ハイ、マスター、ジャンさんアスパラうづら、やまゆり、オールリャンです」
「あいよ」(渋いマスターのお声)
店の4番バッターの牛串はオーダーしなくなった。
店には悪いけど、美味い牛肉は、船山、さら、新橋の某タリアータ他で食べてるからな。地元の肉屋でもいい牛肉を置くようになったし。
ポテサラ1白菜1ポテサラ2ポテサラ3白菜2
串が焼き上がる前、ポテサラと白菜を持ってきた店の衆に、
「そういえばエアコンは直ったのか?」
店内1エアコン止まっている
浜松町駅の小便小僧みたいになってたからな。
「買い換えた?」
「いえ、そのままなんですけど。あのとき、中にたまっていた水を自分が拭いてかき出したじゃないですか。あれで直ったみたいです」
「そうかそれはよかった。今日は洩れてないようだし」
「いや、っていうか、今、止まってるんでぇ」
「アタマにトンできたからな」そう言ったらジャン妻がケラケラ笑いだした。
「遮るもの(髪)が無いからねぇ」
「全然ないわけではないぞ」
串1串2串3
アスパラ巻、うづら、やまゆりポーク、
やまゆりポーク?
聞いたことあるな。神奈川県内の指定農場で育てられた豚肉か。
「地元のA-COOPで売ってるわよ」
「???」
「お義母さんが食べてたじゃない」
そうだったかな。私はやまゆりポーク好きじゃないのだ。鹿児島の黒豚の方が美味しいと思う。
もと大関の琴欧州関、鳴戸親方のBlogみたいに言ってみる。黒豚バラ肉はサイコーですって。
串4
「豚肉は固くなるから早く食べた方がいいぞ」
喋りに、語りに夢中になるジャン妻にそう促す。自分のペースを乱されるジャン妻はそれに反駁したりする。アタシの話を聞きなさいって。話の内容?ようわかんね。
私もやや悶々としている。将来的に禅譲する予定だった後任の部下13人のうち、ひとりが介護休、ひとりが退職、ひとりが他へ取られてしまうのだ。
私が去った後の体制を考えてくれてないからなぁ。
だったら自分の都合である日突然、サササッといなくなろうかな、なんて無責任なことを考えています。
串5
焼き物でマスターが秋刀魚を勧めてくれたんだけど。サンマは昨日、450円のを2尾、買って食べたのよ。
いい値段したけど買わなきゃ食べれないからね。まるまる太ってたし。なので固辞、餃子なんぞをオーダーしてしまった。
ギョ1ギョ2
左の初老の男性の視線を感じた。餃子なんてあるんだって。
「こないだ水が漏れたときはひとりだったので食べなかったよ」
「ひとりで5個は多いからねぇ。その破れたのアタシがいただくワ」
餃子は今後、定番になるのかどうかわからない。チャーシューは夏場は続けるって言ってたけど。
ギョ3
冷や奴、まぁまぁ美味しい。結局は豆腐の味ですからね。
スーパーの豆腐、美味しくないんだもん。
10月9日の月曜祭日、自室にいたら外でチャルメラが鳴ってさ。豆腐屋の移動販売だったんですよ。外に出て探しまくってGETした。何処の業者か見たら「杜の豆腐三河屋」場所は何と平塚と秦野だった。
「毎週今日の曜日、この時間帯に来ます」なんて言ってたけど月曜にいつもいるわけじゃないしなぁ。
やっこ1やっこ2やっこ3やっこ4やっこ5
店内2空いてるけどうるさい
今日は空いてる。一部を除いて割と静かだった。
なのでBGMがよく聴こえる筈だが、BGMそのものの音が小さいのだ。もうちょっと上げればいいのに。
それでも音が小さい也に、聴き知った唄が幾つか。

夢を追いかけるなら たやすく泣いちゃだめさ
君が教えてくれた My Fears My Dreams 走りだせる

My Revolution 渡辺美里 1986年

Ah 泣かないでMemories
幾千粒の雨の矢たち
見上げながらうるんだ瞳はダイアモンド

松田聖子 瞳はダイアモンド 松田聖子 1983年

雪が溶けて川になって流れていきます
つくしの子が恥ずかし気に顔を出します
もうすぐ春ですね ちょっと気取ってみませんか

春一番 キャンディーズ 1976年

恋が始まる予感はピーチパイ 小さな私の宇宙はまわる
光に揺れる気分はピーチパイ 私の体をバラ色に染めて
そして不思議な気分がピーチパイ ちょっとまぶしい大人の世界を

不思議なピーチパイ 竹内まりや

ただ 一度だけの 戯れだと知っていたわ
もう逢えないこと 知ってたけど許したのよ
Feeling oh ・・・ Feeling

誰だこれ?
ボーカルカルテットだから、ハイファイセットかなぁ。1977年

さよならはいつまでたっても とても言えそうにありません
私にとってあなたじゃ今も まぶしいひとつの青春なんです
8時ちょうどのあずさ2号で 私は 私は あなたから旅立ちます

あずさ2号 狩人 1977年
迂闊にも私は、この曲と歌い手は知らなかった。ジャン妻は知ってたんでしよ。「狩人よ。梓」って。

繋ぎに鮎の山椒煮、これは好みが分かれるだろうな。
鮎山椒1鮎山椒2
締めはチヂミ、パリッパリで美味しい。餃子とチヂミはフライパンの焦げる香が漂うのですぐわかる。
チヂミ1チヂミ2チヂミ3チヂミ4チヂミ5
途中で、夢芝居 梅沢富美男 1982年が流れたんだけど、
「こういう歌をスナックで歌うのは止めてっ」
「何でさ?」
「アナタには似合わない」
はて、そうなのかな。で、最後に、

大阪の海は 悲しい色やね
さようならをみんな ここに捨てに 来るから

悲しい色やね 上田正樹 1982年

「これならいい」
っていうか、歌ったこと何回も何回もあるぞ。

店が空いて、流れたBGMを覚えているのは店が空いてるからなのもあるが、私らの会話があまりポジティヴに弾まないからでもある。
「ハァ~(溜息)」
「やれやれ。ホント、どうしてくれようかな」
「何が気楽な隠居仕事なんだって言いたいわよ」
店2店3
「お会計、〇〇〇〇円でお願いします」
オカシイ。それ絶対に計算間違ってる。
「安いなぁ。ボトル入れたぞぉ」
「あ、・・・」
計算しなおしである。
「すみません、1万〇百円で」
「ほれみろ」
イカンな。ちゃんとカウントしないと。
そうやって訂正する辺り、いい客だろと「エッヘン」したくなる。
だってそん時だけトボケてバックれたって後味悪いだけさ。
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