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チャーハンのおいしい店という店

八丁堀駅のB4出口から出て鍛冶橋通りにある店、看板には「チャーハンのおいしい店」とある。
自信満々ですがリスクも伴うキャッチコピーだ。おいしい根拠を示さず、食べる前から客にそう思わせるのは優良誤認誇大広告に繋がるのではないかと思ってしまった。
店1店2外のメ1店3外のメ2店4
とはいえ不味くはないと思う。あまり他で見ない系です。パラパラ系なのかしっとり系なのか、どっちかな?と思わせないチャーハンです。上に何か別のもの、例えばチンジャオや麻婆家がドバドバと乗っかってる合体亜流系でもない。
結局は己に合うか合わないかです。
ランチ時間帯だと殆どの客が麺とチャーハンのセット、これが10種類あって、醤油、塩、味噌、雲吞、坦々、つけ麺、だいたいセットで1000円だから、東京都の中区央価格ですね。
店の看板を冠に載せた東竜麺が出てた。その客は2名でいらっしゃって相方はタンメンだった。一度に2種は鍋を振るえないので時間差がでた。他、雲吞系、麻婆系が出ていたね。
メ1メ2メ3
実は私、過去にこの店で醤油、塩、花街(こってり)の3種を食べています。
いつも必ず聞かれるのが、
「無料で大盛りにできますが如何ですか?」
「いや、普通で」
ところが普通だと他と比べたら普通以下なんですよ。物足りなかった。
今日、4回めの訪問に来たのは、ときどき発症する「今日の昼は何でもいいや症候」ですが、暑かったのでできれば冷水がセルフボトルで飲み放題の店にしたかった。
この近くに「喜多方ラーメンの店」があってスープがトテモ美味しいのですが、そこはオバちゃんがコップで出して、気が付いたら汲んでくれるんだけど。ガブガブ飲めないわけよ。
過去3回の方店時ではイマイチだったので、できあがった惣菜をチョイスしてって最後にお会計する「かっぽう着」みたいな食堂があったんだけど、今日見に行ったらなくなっていたし。
半ば諦め状態でいたら、店の女性スタッフと目が合って「いらっしゃいませぇ」引っ掛かってしまった。
店内2
店内1
チャ1味噌1味噌2味噌3味噌4味噌5
4回めの訪問で今日、前述のように普通だとボリューム不足なので、初めて大盛りにしてみたんだけど、麺にたどり着く前に、原価の安いモヤシが大量に載っていた。
もやしと刻みネギだけです。チャーシューはなくてもいいが、ミンチ肉がメンマもない。
麺が細麺、まぁ細くてもいいんだけど、この通りです。
味噌6味噌7味噌8味噌9
ゴソーッとかたまって持ち上がりましたよ。
コシがある細麺だったが、それ以前に茹で方が下手で、ダマになるかどうかのギリだったのだ。この麺の茹で方でつけ麺で出されたら厳しいでしょうな。
味噌10味噌11味噌12
スープは業務用の味噌にガーリックの香がした。ヤバいと思った。無理くり味をキメた感がする。味は濃かった。
もやしと格闘してたから埋まってる麺が伸びてくるわけでさ。量が増えちゃって。
後半もこんな感じで固まって、いや、まとまっていますね。ほぐさなきゃならない。茹で方は完全に素人だと思いました。
味噌14味噌15店内4
カウンター右端にいます。見たら厨房左に炒め置きの黄色いチャーハン飯が2つの大ザルに盛ってあって、をれを再度炒め直してくれます。白米からじゃないのです。工程短縮の為か、別にそれでも構わない。渋谷の「兆楽」なんかはそうやってるしね。
炒め方も味付けもヘビーなので半球体に割れが少ないです。粘度は強めです。
具は殆ど入ってません。玉子の感じもあまりない。ほんの僅かの刻みネギ、チャーシュー・・・だと思うけど食感がツナみたいだったな。それらをコーティングされた醤油強めのラードチャーハンです。
チャ2チゃ3チャ4チャ5
ラード系だと思います。見た目が赤茶色なので、味噌ラーメン専門店「田所商店」のサイドで稀にある味噌チャーハンかと思ったが味噌じゃなかった。焦がし醤油ではないかな。
他でこういうのあまり見ないので驚くけど感動するほどではない。味噌ラーメンもラード炒飯も後半は飽きが来る。
セルフの冷水ボトルを何回汲んだことか。冷水ボトルは私の席だと左に置いてある。左席を見たらそこの冷水ボトルは右に置いてあった。透明アクリル板を挟むように、左、右、左、右、と置いてあるのです。
私は左手で持ち上げて汲んだが、右だったら無理、肩痛なんです。
ここに来る前、本社で事務所のドアを開けようとしたら腕が伸ばせないの。傍らにいた同僚に、
「肩が痛くて腕が上がらないのだ。開けてくだされ」
「四十肩ですか?」
「私は還暦ですよ」
「ろ、ろくじゅう・・・」
目の前にイカツい店主がいるので「この客(私のこと)は他の客より水を多く飲むな。そんなにしょっぱいかな?」と怪訝に思ったかもしれない。
店内3
店5
単品レギュラーサイズだとチャーハン870円、半チャーハンで580円、この差額だと単品では頼まないよなぁと思ったが、ひとりいらっしゃいました。
「チャーハン単品ですね」って店の子が確認してたもの。これだけをお目当てに来られる客がいたので、看板に偽りってわけでもなさそうだ。
要は好みの問題ですな。私の中では「チャーハンがおいしいというキャッチの店」だと思います。そのままのコピーなら、アタマに(カッコ)書きで(アナタに合えば)ですね。

余談ですが。もう1軒発見しました。
IMG_3660.jpgIMG_3663.jpg
この道路の向こうの角にはときどき載せる「ボロ券売機の店」があるのですが。
メニュー見たら麺類と半炒飯が主になってた。数年前に何回か入ったんですよ。そのときは炒飯の上にチンジャオ、あんかけ、ルースー、麻婆が塗してあるコラボなタイプだったの。
店名もキャッチコピーも同じだね。「何々がおいしい店」・・・
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コメント

炒飯の店と謳う割には…

炒飯の店と謳う割にはあまりビジュアル的にも感動が無いのですが…
私はパラパラ系でもしっとり系でも、要するにそれぞれの個性に味がマッチしてれば問題なしですね(^o^)/
有ったら良いなと思うのは酢豚や天津飯の専門店ですかねぇ♪
その昔京都左京区の御薗橋辺りに白龍と言う丼中華専門店があったのですが、そこの中華飯は無色透明のスープで干し椎茸と干しアワビの出汁が効いており、もう何と言うかとんでもない美味さで私たち京都産大生は「至高の中華飯」と呼んでました♪
何と37年前に中華飯が750円、まさに清水の舞台から飛び降りる心地でしたよ!
京都産業大学在学中に食べられたのは、私の記憶ではたったの2回です(^_^;)

No title

モノノフさんこんにちは。
この店はもういいかなぁと思っています。他にはないものでしたが、何かズレてる感がしました。
麺の茹でが雑だったのも何だかなぁでしたし。
何々の美味しい店、そういうキャッチの店はアヤしい、そう思うようにしております。そう思っておいてビンゴだったら嬉しいし。
今日は良く行く店ですが、久々に炒飯いってみました。パラパラ系でした。すくい上げたらボロボロッと落下して危うく大惨事になるところでした。玉子は一部分が卵焼きの切れ端みたいになってましたね。
海鮮丼の専門店はありますけど、天津飯の専門店は見たことないですねぇ酢豚もそうですが、たぁくさんあるメニューの中の一環でしょうな。中華丼専門店ってのも聞かないし。
白龍という名前だけなら今でもどこかにありそうですが。その頃で750円だと今の価格だとどれくらいするのかな。
想い出はひらすら懐かしく美しくなるばかりですね。
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