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総額1700円

総本店なのに月替りメニューの更新が遅いこの店は。
11月になっても6日の朝、まだ10月のセットメニューと、こないだ食べた海老チャーハンが掲載されてたからな。
更新されたのはその後です。この記事は更新前です。仕方がない。今日は通常メニューからいくか。まだTRYしてないのを。
店1店2
「ア、コニチハ」
「こんにちは」
看板娘さんの「イラシャイマセ」から「コニチハ」に昇格した私です。
「オクドゾ。ドノセキニシマス?」
「じゃぁそこの2人テーブル席」
座ってから気が付いたのだがカウンター席の方がよかったかもな。このテーブル席は横幅が無いので縦に並べなきゃならないから。今日は皿数がいつもより多くなるのだ。
オーダー取りに来たのはゆっくりペースのオジさん(看板娘さんがいいんだけど。)←私の心の声。
メニューを開いて、オジさんのペースに合わせて、ゆっくり、ゆっくり、ひとつずつ、声に出した。
「食べ切りで、こってり、食べ切りで、肉ニラ炒め、餃子2個」
「食べ切りでこってりぃ、食べ切りで肉ニラぁ、両方とも食べ切りですね。餃子2個・・・」
両方とも食べ切りですねってか。そうだよ。それなら覚えやすいだろっての。大丈夫ですか?
オジさんは厨房に歩いてって絶叫した。「こってり食べ切り、肉ニラ炒め食べ切り、2個餃子お願いしますぅ」
空いてるので店内に私のオーダーが丸聞こえだ。店を良く知ってるお客がいて聞き耳を立てたら、めんどくさくて割高なオーダーをしたなと思うだろう。
食べ切りはハーフサイズのようでもあり、半分よりは多めともいえる。王将のジャストサイズとも全く違います。
でも半額ではない。後で会計して私もバカなオーダーの仕方をしたなと思うのだが、量が多いからなこの店は。レギュラーサイズも食べ切りサイズも調理人の手間は一緒だし。
店内1店内2看板娘
斜め前で看板娘さんがタマネギの皮を剥いているのだが、肉ニラ炒めが来たとき、私のテーブルをチラ見してからオジさんに言うには、
「〇〇サンギョウザノオサラモテキテ」
「〇〇サンナニサガシテル?」
「〇〇サンシウマイトネギチャーシュー、ツマミモコザライルヨ」
〇〇サンてのはオジさんのことね。最初の頃はオジさんが上で看板娘さんが下だったが、いつか力関係が逆転した感がある。
「ギョウザノオサラモテキテ」の意味は何だ?
2個餃子を載せる小皿のことか。それとも醤油や酢やラー油を注ぐ小さい小皿のことか。先に出た肉ニラ炒めと一緒に小皿を持ってきとけば、後でテーブルを間違えないでしょうってことかもしれないな。
さして美味しいわけじゃないのに、こうやって想像できる風景、光景が見れるからこの店に来ちゃうんだよ。
2人はレジ脇で仲良く玉ネギの皮を剥いていた。もう目に馴染んだ光景ですが、最初見たときはずーっと剥いてるのを見て罰ゲームかなと思ったものだ。
この後、混んでくると皮むきどころじゃなくなる。メニュー載せます。
メ5メ6メ7
これはこないだ食べたな。海老は5尾くらい入ってたかな。
メ12今日はこれ
しばし待ちます。こまごましたオーダーなので全部一気出しは無理だろう。
最初に出されるのは何だろう。私は焼き置きの餃子だろうと予測したが、予想に反して最初に出て来たのは食べ切りサイズの肉ニラ炒めだった。
肉ニラ3
ショボいな。量が少ない。食べきれますねこれなら。
肉ニラ2肉ニラ1
2個餃子、こってりラーメン食べ切りサイズ、これまたショボい量だな。これなら半ライスいけるだろう。
オジさんにメニューを見せて「半ライス貰える」
追加してしまいました。後で半ライスでも足りねぇやってなったんだけど。
こってり1
小さいとはいえ身体に悪そうなラーメンだなぁ。
背脂が溶けた揚げ玉に見えますね。
こってり2こってり3
半ライスがきたとこ。おかずは肉ニラ炒めと餃子で。
こってり3半ライスが来たところこってり4スープ1こってり5スープ2背脂
背脂とそうでない箇所の境界です。この後、全体をマゼマゼします。
こってり6境界線?こってり7こってり8こってり9こってり10こってり11こってり12
太麺でよかった。これが細い麺だと背脂の大きさと量に負けますね。
麺を食べてるんだか脂を摂取してるんだかわかんなくなってきた。甘味と旨味はそんなにない。本厚木バスロータリー前にある蔦に絡まったボロ店「相楽」の方がぜんぜん旨味がある。
このトシで背脂、ラードは止めた方がいいのかな。
前にも書いたね。どっかのラーメン店で背脂多め多めで注文したら、会計時に追加した背脂代が100円プラスになってたというのを。
この店ではどうなんだろうか。
背脂は豆腐の湯葉のような副産物ではない。調理人の手間と、背脂、ラードも含めた原料費の高騰、それを抽出する業者さんの人出不足がある。レギュラーサイズもハーフサイズも食べ切りサイズも手間という意味では同じであろうしな。
ギョ1ギョ2ギョ3
今日の餃子も少し熱かった。焼き置きじゃなくて焼き立てかな。
テーブル幅が狭いので向こう側に置いて摘まんだ。腕を伸ばすと肩がズッキーンと痛むのだ。粗相をしないよう慎重に摘まんで食べた。
肉ニラ4肉ニラ5店4
会計時に割高だなって思った。食べ切りこってりラーメンが710円、肉ニラ580円、2個餃子210円、半ライス200円、合計=1700円だモンな。
このBlogではあまり価格のことを言わないけど、さすがに高いなぁと思った。
それでいてまだ食べられそうだし。
何を食べてもバカ美味がない店だなとつくづく思うのですが、利用してしまうんですよ。各地に散らばった暖簾分けの方が美味しいです。
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コメント

暖簾分け、我が県にも有りますよ♪

ジャンさんは和歌山ラーメンで有名になった井出商店はご存知でしょうか?
あの店の親戚筋や弟子達が県内外に30軒くらい有りますが、どれ一つ選んでも師匠の井出商店より味は上なんです(^_^;)
まぁ実際に県民は行列に並んでまで井出には食べに行きませんし、あの程度の味で和歌山県の中華そば文化を勝手に語るハイヒールモモコなんかは県民からは阿呆扱いされてますからね(^_^;)
もちろん県民の中にもラーメン嫌いも大勢いますが、和歌山県のラーメンフリークが中華そばを語り始めると一時間は話が終わらないでしょうね(^_^;)
その代わりと申しますかこと和蕎麦に関しては、幼稚園児並の知識しか持ち合わせておりませんし興味も無いようです。

No title

モノノフさんこんにちは。
ハイ、井出商店はもちろん存じております。でも食べたことはありません。和歌山に赴任していた頃に現地社員の運転で前を通ったことが数回あるだけです。当時は転勤ではなく、ホテルでの長期滞在でした。
井出商店と名の付く麺を食べたのは、あの外連味が多いチェーン「花月蘭」の期間限定ものでした。蒲田店だったと思います。
師匠の店より味が上なんですか。師匠んトコではできなかったことを、自分で研究して加味するのですかね。
私が和歌山で食べたラーメンは、今はもう閉店したようですが、ぶらくり丁の「中華そば味」です。ドンキの並びにある店でした。夜しか営ってなかったんじゃないかなぁ。こっちも酔ってたのでそんなに感動は無かったですが、ナレ寿司や土手焼(土手煮?)もあった記憶が。
蕎麦店は確かになかったように思いますね。実は初めて入った餃子の王将が堀止店なんですよ。それまで首都圏や地元では1回も入ったことがなかった。

中華そば味は廃業しました(-_-;)

ぶらくり丁の味さんはそこそこ流行ってましたが一年くらい前に廃業、そうそう確かにスジ土手や早なれも置いてましたね♪
あそこは井出系ではなく多分ですけど、県体前中華そばのお弟子さんでしたね。
近々「今は無きグルメ」記事で載せますから、宜しければご拝読願います(^o^)/

No title

モノノフさんこんにちは。
1年前に廃業されましたか。何でそこに行ったかっていうと、ホテルに近かったのと、そこしか無かったってのもありますが、向かいの、「千里十里」に入り浸ってたんですよ。仲良くして貰いました。
ぶらくり丁自体が寂れてますからね。私は10何年前に和歌山担当から外れましたが、その頃からシャッター商店が多かったですね。よくドンキが出店したなかと。
県体前中華そば系は知らないです。カマボコが浮いていたのを覚えています。スープは醤油なんだけど、イロは味噌汁みたいに見えました。
今は無きグルメ、消えゆく店と、新規気鋭の店の数が拮抗していればいいのですが。
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